2018年1月30日放送

車いすラグビー選手 倉橋香衣(くらはし かえ)さん
コートに響く衝撃音。そして、激しいタックル。
パラリンピック競技で唯一、車いす同士のぶつかり合いが許されている“車いすラグビー”
「車いすでこんなにぶつかり合っていい、こんな楽しいスポーツに出会えて良かったなって思います」
6年前、トランポリン競技の練習中に、頸髄(けいずい)損傷によって四肢に麻痺が残り生活が激変。
「リハビリの一環で水泳、陸上、卓球などもしました。中でも競技として続けたいなと思ったのはラグビーでした。
男性選手と同じコートで戦えるのは魅力だと思います。」
男性にまじり、女性初の日本代表にも選出された倉橋さん。
夢の舞台は、東京パラリンピックです!
「東京パラリンピックでみんなと一緒に戦ったり、喜んだりしたいので頑張らないといけないと思っています。」
どんな状況でも前向きな倉橋さんが共感する言葉、それは

「一日快活なるは千年に敵(あた)る」

一日が楽しければ、それは千年の楽しみにも相当するという中国の故事成語です。

「プレーも何もかも楽しいから頑張れるし、頑張っているから楽しいと思います。
とにかく楽しむことを目標にしています。」