2018年10月2日放送

スラックライン選手、須藤美青さん。
細いベルトの上で演技の難易度を競うスポーツ、スラックライン。
ワールドカップも行われるこの競技で
プロとして女子の世界ランキング1位(2017年)が須藤選手です。
『スラックラインのベルトは5cm幅なので、芯に乗れていないとすぐに落ちちゃうんです。
そこに“グッ”と乗れた時の感覚が気持ちいいんです。』
須藤選手の武器は女子選手としては初めて試合で成功させた
うつ伏せから後方に回転する大技「フロッグフリップ」
『まず技の練習は頭の中から。
完成形をクリアにイメージ出来たら、だいたい実際に試しても成功します。』
その後も、女子では初となる大技を次々と成功させてきました。
『目線の高さが3mくらいになってしまうので怖さはあります。
失敗すると骨折とか結構ありますけど誰かに新しい技をやられる前にやりたいんです。』
常に高いパフォーマンスに挑み続ける須藤選手が心に思う言葉…

「あらゆる失敗は成功に向かう第一歩である」

イギリスの科学史家 ヒューエルの言葉です。

『海外の大会では、男女混合なんです。
男子はレベルが高くて、女子で上位に食い込めていける選手がいないんです。
男子に混ざっても優勝をねらえるような選手になりたいと思っています。』