杏 4年ぶり連ドラ!東村アキコ『偽装不倫』をドラマ化「この話は、実は不倫ではありません」
2019年7月スタートの日本テレビ系新水曜ドラマが、東村アキコの新作漫画が原作の「偽装不倫」に決定!主人公、濱 鐘子を演じるのは杏。2015年7月期「花咲舞が黙ってない」以来、4年ぶりの連続ドラマ出演となる。
イントロダクション
32歳、独身、彼氏なし。恋愛らしい恋愛をしたこともないまま、気がつけば、「アラサー」「パラサイトシングル」「婚活疲れした派遣社員」…などと、不名誉なタグが全身に貼りついてしまった「おひとり様女子」の鐘子(しょうこ)。
そんな鐘子が一人旅に出かけた飛行機の中で、年下のイケメンと出会う!思いがけず旅先で食事をすることになった二人。だが、鐘子はひとつの嘘をついてしまっていた。既婚者、だと……。
「既婚」というタグがついたことで、「誰のものでもない売れ残りの女」から「価値ある誰かの女」に……。さんざん婚活したものの絶望的にモテなかった鐘子に、思いがけず恋のチャンスがやってきた。
そして、男は鐘子に言う。「この旅行の間だけでいいから、僕と不倫しましょう」
たったひとつの嘘をついたことで手に入れた期間限定の恋。「でも、彼にとってこれは“不倫”という遊び。“純愛”じゃないんだ」そう自分に言い聞かせる鐘子の心は、どんどん深みにはまっていく−−−
この幸せは、果たして本物の幸せと言えるのか?そもそも本当の幸せって……いったい何?
原作は、「海月姫」「主に泣いてます」など数々のヒットを連発し、「東京タラレバ娘」ではアラサー女性を共感の嵐に巻き込んだ東村アキコの新作漫画。
「不倫」という嘘から始まる「純愛」ドラマ。幸せになりたい!だけど傷つきたくなくて臆病になってしまう…そんな揺れる女心を抱えながらも懸命に生きる女性たちに贈る、不器用にもがき続ける主人公の姿が心を打つ、ハラハラドキドキのラブストーリー!
濱 鐘子(はま・しょうこ)
独身の派遣社員。両親と姉夫婦が住む二世帯住宅に同居する「パラサイトシングル」。恋愛には不器用で、いつも「思い込みの激しい重めの女」と思われてしまうため、恋愛らしい恋愛をしたことがない。それでも「本物の恋」に憧れ、幸せな結婚を夢見て2年間婚活に励んできたが一向に成果が出ず、自分は「絶望的に男にモテない」ことに気づいてしまった。最近では一人焼肉、一人カラオケと、「おひとり様」ライフが板についてきた。
唯一の趣味は旅行。ある日、1年間の派遣契約を終え、一人で「婚活サヨナラパーティー」をするために向かった旅行の機内で、年下のイケメンと出会い、なぜか咄嗟に「既婚」だと嘘をついてしまう。そんな自分を「痛い」「寒い」女だとわかりつつも、嘘をつくことで、ずっとがんじがらめだった心が解放されていくのを感じる。そして、彼と過ごすうち、初めて恋の楽しさを知っていく――。
杏 コメント
連続ドラマ出演は4年ぶりということで、色々と迷う部分もありましたが、
その中で大好きな東村アキコ先生原作の『偽装不倫』を出してもらい、
これを全力でやってみたいという思いがふつふつと湧いてきました。
不倫モノは、私はなかなか共感できないのですが、
この話は、実は不倫ではありません。タイトルにはドキっとさせられますが、
フタを開けてみると、主人公を応援したくなる、もどかしいラブストーリーだったりします。
主人公とミステリアスな青年が出会い、この先、どうなるんだろうと、
毎話待ちきれない、今までになかった作品になると思います。
東村さんの作品はほとんど全部読んでいて、
実写化のニュースを耳にするたびに、私も演じたかったなと思ってきたので、
今回出演が決まって、とても嬉しく思っています。
原作者の東村さんにも、原作ファンの方にも楽しんでいただけるドラマにしたいです。
気合いを入れて頑張ります。暑い夏を一緒に過ごしていただければ嬉しいです。
東村アキコ コメント
新しいチャレンジで始めたこの連載がこんなに早くドラマ化されるとは、本当に嬉しいです。
しかも主人公の鐘子役を私の大好きな杏ちゃんがやってくれると聞いてびっくりしました。鐘子のイメージにぴったりです!
ドラマを楽しみにしつつ、さらに連載も頑張ります!
加藤正俊プロデューサーコメント
さすが、東村さん。原作マンガは、読めば読むほど次の展開が気になって仕方ない、ワクワクする物語です。
そして主演はなんと、久々のドラマ出演となる杏さん。「東京タラレバ娘」と「花咲舞が黙ってない」という、私が手がけた大好きなドラマのお二人の融合が実現しました。
きっと、爆発的な化学反応を起こして、面白いドラマになると確信しています。どうぞご期待ください。