日本テレビ系で放送中の水曜ドラマ「偽装不倫」。鐘子（杏）の姉・葉子（仲間由紀恵）の不倫相手・風太（瀬戸利樹）は、甘え上手で人懐っこい笑顔が魅力的な年下彼氏。しかし、一方ではプロボクサーとしてトレーニングや減量にストイックで、負けず嫌いな一面も！　そんなギャップで視聴者を魅了している風太を演じる瀬戸さんは、このドラマでボクシングに初挑戦。現在もボクシングジムでのトレーニングに奮闘するその猛特訓の様子に密着！

ドラマがクランクインする前の４月下旬から、スケジュールの合間を縫って練習を続けているという瀬戸さん。この日も、ドラマのボクシング指導を務めるShimokita Gym・平泉崇幸トレーナーの下、慣れた様子でまずは縄跳びからトレーニングがスタート！

鏡の前に立ち一定のリズムで、ステップを踏むように跳び続けます。時折、スピードアップの指示が飛ぶと、テンポがズレて引っかかってしまうことも。縄跳びを数ラウンド終えた時点で、すでにかなりの汗が！「あっつー！」と汗をぬぐったのもつかの間、そのままリングへ向かい、シャドーボクシングを開始。実際の試合の「３分」という時間を体で覚えるため、練習中の時間は常にタイマーで管理されているのだそう。「腕を下げないで」「軸足に気を付けて」と細かいアドバイスを受けながら、リングを自由に動き回るトレーナーのパンチをかわし、「シュッシュッ」というボクシング独特の呼吸を続けながら、パンチを繰り出していきます。

ラストのラッシュを終えると瀬戸さんは「ハーッ！」と倒れこむように水分を補給。ここでしばしの休憩？と思いきや、グローブを着けての練習に備えてなんと自分でバンテージを巻き始めた瀬戸さん。床に座って下を向くと流れ落ちる汗を男らしくTシャツでサッとぬぐいながら左右とも器用に巻き終え、「OK～！」とニッコリ。

グローブを着けた後は、サンドバッグを使ったトレーニングへ。「脇を締めて４発！」「ワンツー！」「バックステップ！」と休みなく飛ぶ声に、瀬戸さんも真剣な表情で力強いパンチを打ち込みます。１ラウンド続ける間、ジムにはグローブが打つ音とサンドバッグが揺れる音が響き渡っていました。「動きを体で覚えるのが早いですね。普通は初心者だと最初から強く打とうとする感じがあるんですけど、彼は“綺麗に見せよう”とやっているので早かったです」と平泉トレーナー。プロボクサーとしての動きを学びながらも、それを糧に風太という役を演じることへの意識を感じます。

サンドバッグ練習を終え「あーっ！暑い！」とグローブのままペットボトルを抱えるように持って水分を補給し、この日初となるマウスピースをつけてのミット打ちにチャレンジ！これまでのトレーニングで動かし続けた足に疲労が見え始める中、トレーナーの構えるミットへ打ち込みを続けるが、ここで異変が！「シュッが言えない、呼吸ができない…」と初めてのマウスピースに苦戦する瀬戸さん。シュッと音を出すことで腹筋を締めていくが、「音は出てるんだけど小さすぎて、ミットの音に消されてしまう」と悔し気な表情を浮かべる場面も。ラストスパートは、いよいよ対人練習！グローブを装着し、「当てる気で！」というトレーナーの激が飛び、試合さながらの打ち合い＆ガード！素早いカウンターの動きには思わず「こぇ～！やばい！(笑)」と興奮。さらに「結構その技でプロもダウンとかするんですか？」とハードな練習中にも興味津々で質問する熱心な姿もありました。

ここまでで約１時間弱、凝縮されたトレーニングを終えた瀬戸さんは髪の毛が濡れるほど汗びっしょり。最後はゆったりとクールダウンのストレッチを行い、「お疲れ様でした！ありがとうございました！」とこの日の練習は終了！瀬戸さんの成長について平泉トレーナーは「重点的に鍛えているのは足ですね。足で打つので、足がついてこないとバタバタしてしまうんです。それが最初のほうに比べたら、縄跳びもステップワークやリズムもいいですね。対人練習も最初はぎこちなかったけど、今は無駄な力が抜けて軽い感じで。目をつぶってしまうんで、そこを直せばあともう少し！ボクサーが見てもボクサーと思えるように頑張ります」と頼もしいコメントを寄せてくれました。

今後は、待望の風太の試合シーンも登場！葉子が人妻とは知らずに付き合っている風太。そんな二人の恋模様はもちろん、瀬戸さんが真剣勝負で挑むボクシングシーンもお楽しみに!!

「偽装不倫」
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