6月6日の「踊る！さんま御殿!!」にて、「掃除に命をかける有名人」を放送。シンガーソングライターのGAOが自身の作曲環境について明かした。
番組では、掃除好きな小山慶一郎（NEWS）、槙野智章、松本梨香らが、自身の掃除ルールについて熱弁。小山は「家が汚れるってことは人生負け」という信念の元、夜な夜な真っ暗な部屋で掃除機をかけていると告白。松本は汚れた公衆トイレもキレイにしなければ気が済まないため、掃除道具を出して掃除をしていたところ、「いつ終わりますか」と掃除担当者と間違われてしまったエピソードを語った。
一方、川本アレクサンダーや餅田コシヒカリ（駆け抜けて軽トラ）ら掃除好きではない出演者は、「服を畳む意味がわからない」「床の服を踏んで歩く」と平気な顔。小山がメンバーの加藤シゲアキについて「唐揚げを食べた手をジーパンで拭く」と言うと、拭ける派と拭けない派が真っ二つに分かれてしまう。
テーマ「掃除の考え方で揉めた事」になると、GAOが「ホコリのない部屋で素晴らしい作品が生まれるとは思えない」と断言。「特に（楽曲）制作期間は掃除をしない」という言葉には、掃除好きの金城綾乃（Kiroro）も「整うと浮かばなくなる」と共感する。さらにGAOはこの考えについて、赤塚不二夫の名作ギャグマンガ『天才バカボン』から学んだと告白。ゴミ屋敷で暮らす恋愛小説家“花山カオル”のエピソードを説明するとともに、「スポットライトが当たった人の周りのホコリをかっこいいと感じることがある。そのホコリを愛せないようではいい曲が書けない」とミュージシャンならではの思考を明かしていた。