魔の殺人計画 超衝撃の結末
1983年、アメリカ・ペンシルベニア州。
陽気なピザ屋のオーナーのトニーはある人物に命を狙われていた。
"トニーの命を狙う妻と従業員"
トニーの命を狙うのは妻のフランシスと従業員のブルーノ。
妻の動機は夫であるトニーの浮気。妻のフランシスは夫の行動がどうしても許せなかった。
一方、ブルーノはトニーの店を乗っ取りたいと考えていた。
しかし、トニーを待ち伏せしてピストルで殺害する作戦、朝に家の階段で足を引っ掛けて
転落死させる作戦など2人は様々な殺害計画を試みたがことごとく失敗。
そこで2人は大量の睡眠薬を入れたスパゲティーをトニーに食べさせる作戦を実行した。
しかし、致死量の睡眠薬を飲ませてもまだトニーは死ななかった。
動揺する2人だったが、とどめを刺すなら今だとピストルで眠るトニーの頭部に発砲。
ようやく殺害計画は完了...したはずだった。
トニー:「どうしたフランシス?なんだか頭が痛いんだ...どうしたんだろう?」
なんとトニーが目を覚ましたのだ!
"不死身の夫に2人がとった行動とは"
驚く2人。実はトニーに打ち込まれた銃弾は頭がい骨で失速し、
脳を傷つけるまでには至らなかった。
フランシスは睡眠薬入りのスープを夫に飲ませ、もう一度深い眠りにつかせた。
その日の夜、2人は殺し屋に依頼。プロの銃弾が深い眠りにつくトニーの胸部に命中した。
しかしこの殺害計画はすぐ警察の耳に入り、トニーの家は取り調べられることに。
警察が深い眠りにつくトニーを調べる。絶体絶命のフランシス。
しかしその時、なんと銃弾を受けたはずのトニーの目が開いた。
トニーはまたしても生きていたのだ!
トニーは大量の睡眠薬によって冬眠に近い状態になり、大量出血を抑えられたため
死に至らなかった。こうして、フランシスはトニーの殺人未遂容疑で逮捕された。
"夫を殺そうとした妻。この夫婦の現在は..."
自分を殺そうとした妻の気持ちを知ったトニー。
元々は自分が浮気をしたことが原因だと反省し、妻を許し保釈金を支払った。
裁判でもトニーは妻を擁護したが、結局フランシスは禁固4年の刑に。
出所後、トニーはフランシスを温かく迎え入れ、もう一度夫婦としてやり直す道を選んだ。
あれからはもう2度と浮気はしないと誓い、現在も妻フランシスと共に
何とも奇妙で幸せな生活を続けている。