仰天なぞとき隊!世界一悶絶する工場に潜入
女子アナ初!番組アシスタント・久野静香アナが
スウェーデンで「世界一クサい缶詰」と言われる"シュールストレミング"の工場に潜入!
そこで久野アナが目にしたものとは!?
"まずは材料となるニシンの漁を体験"
5月10日、久野アナは工場に行く前に、スウェーデンの海に出て
缶詰の材料となるニシンの漁をすることに。
午前4時、ニシン漁師のハンス船長の船に乗りバルト海に出る久野アナ。
前日に仕掛けた網のポイントへ向かい引き上げると驚くほど大量のニシン。
もちろん魚がかかるほど網は重くなる。ひたすら網を引く重労働をものともせず
元ソフトボール選手の運動神経を生かして漁のお手伝いをする久野アナ。
この日はなかなかの大漁だった。
"獲れたニシンを工場へ。しかし..."
漁で獲れたニシンを持って工場へ向かった久野アナ。
しかし、世界一クサい缶詰を作る場所にしてはそれほどニオイは無い。
社長のヤンさんに話を聞くと、まだ発酵の工程まで進んでいないため
それほど臭いはしないのだという。発酵するのはこれから2か月後とのこと。
ということで待つこと2か月。7月7日に再び工場へ。
2か月前、全く臭いの無かった工場へ向かう車の中で
油断していた久野アナは工場の敷地内に入ると異臭に気付く。
車の中でもニオイに気付くほど発酵は進んでいた。
"いよいよ「世界一悶絶する工場」へ!"
工場のドアを開けると耐えられないほどの強烈なニオイが襲う。
奥へ進めば進む程そのニオイは強くなり悶絶する久野アナ。
そんな様子をヤン社長が気づきエプロンを差し出した。
缶詰の工程作業をぜひ体験してほしいとの事。
久野アナは発酵したニシンを缶詰に入れる作業をお手伝いすることに。
久野アナが2か月前に漁で採ったニシンは工場で発酵されとにかくクサくなっている。
最もそのニオイの近い作業場所へ恐る恐る近づくとそこで働いていたのは
アルバイトの若者ばかりだった。
話を聞いてみると、このアルバイトは普通の仕事に比べ時給が2倍。
学生の夏休みのアルバイトとして、とても人気があるんだそう。
しかし、あまりのクサさに朝食べた物を戻したり、初日で辞める人も多いという。
久野アナはそんな過酷な作業場に果敢にチャレンジする。
まず缶詰にニシンを10匹入れ、その後クサい汁をなみなみと入れれば完了となる。
アナウンサーとしてのNGワード「ヤバイ」を連発しながらも作業を続けていると
これまで悶絶していたニオイも気にならなくなり、作業もテキパキとこなせるように。
とんでもない適応能力を見せる久野アナ。
つめた缶詰はフタがされ、洗浄したのち箱詰めをした後に缶詰の中で
さらに2か月間二次発酵を行い、毎年8月末か9月の頭に出荷されていく。
世界一悶絶する工場で悶絶どころか笑顔で作業をする久野アナ。
作業終わりに外へ出るとニオイのついた作業着にはハエがたかっていた。
工場にはシャワー室が完備され、着ている服はその日に捨てる人がほとんどだという。
"「世界一クサイ缶詰」を食べる!"
様々な工程を経て完成した世界一臭い缶詰「シュールストレミング」(1缶約3000円)
久野アナはニシン漁でお世話になったハンス船長の家でこの缶詰を頂くことになった。
まず缶詰を開けないといけないのだが、その強烈なニオイの為
家からおよそ50mも離れた海辺で開ける。
缶切りの刃が入った瞬間、発酵した中身からクサイ汁が吹き出し久野アナの顔に直撃。
悶絶する久野アナ。
ニオイと格闘しながら缶切りも動かし、缶詰が空いたのはなんと15分後。
中の汁を捨て、ようやくシュールストレミングを食べる時がやってきた。
地元での食べ方はまず魚の骨と身を分け、身を薄いパンの上に乗せ
ゆでたじゃがいもと玉ねぎをトッピングして一気にかぶりつく。
ハンス船長の家族もこの食べ方が大好物だという。
まず身のみを食べてみる久野アナ。
苦悶の表情を浮かべるが...家族がおススメする食べ方で再チャレンジすると...おいしい!
その適応能力の高さから、世界一クサイ食べ物も気に入った久野アナだった。