大切なバレンタインにシカトされ仰天チェンジ
アメリカ・ニューヨーク州ブロンクス。
この街に住むミシェル・バトルズさんが今回の主人公。
ジャマイカ出身の母親が作る料理は脂肪が少ない鶏肉や野菜が中心で
肥満とは縁のない子供時代を送っていた。
"転機は大学時代のルームメイトだった"
健康的な料理で育ったミシェルは高校時代までスマートな体型を維持していた。
しかし転機となったのは大学時代。
親元を離れてワシントンの大学に進学したミシェルは、
大食いのルームメイト、ジェリシャと運命の出会いをしてしまう。
ジェリシャの食べっぷりに外食をほとんどしたことが無かったミシェルは驚いたが
薦められるがままにジェリシャとの食事を続けるうちに大食いに目覚めてしまい
見る見るうちに太っていってしまったのだ。
"彼氏との出会いが体重増加を加速させる"
このままではまずいとダイエットを始めようとしたころ
ミシェルはジェリシャの紹介で出会ったドンという男性とつき合う事になった。
これが更なる体重増加につながることになる。
最初のデートのころは食べ過ぎないようにと制限していたが
ドンから美味しそうに食べる女性は魅力的だと言われたことがきっかけで
抑えていた食欲が爆発。幸せ太りは日に日に加速していった。
"大切な日をシカトされ、ダイエットを決意!"
そんな生活を続けているうちにミシェルの体重は人生MAXの122kgになっていた。
それでも彼氏が許してくれるからと食べ続けるミシェル。
そんな彼女に運命の日が訪れた。
それはバレンタインデー。
アメリカではカップルにとってこの日が最も大切とされているこの日、
楽しみにしていたミシェルは彼氏のドンにこの記念日をすっぽかされた。
翌日ドンを問いただすミシェル。
はぐらかすドンの様子を見て浮気をしているとすぐに感づいた。
その日を機に2人は別れることに。
浮気は絶対許せない。でも自分にも原因があると思ったミシェル。
彼氏の優しさに甘え続け好きなだけ食べ太り続けた。
つき合い始めたころの自分とはもう別人。あの頃の私を取り戻したい。
絶対に痩せると心に決めたミシェル。そしてこの瞬間ダイエットの神様が降りてきた。
"友人からの誘惑に耐える日々、そして..."
高カロリーパンケーキを食べていた朝食はバナナ一本とオートミールに。
大量に注文しまくっていた昼食はケールやほうれん草のサラダに。
夜は鶏のササミや野菜の炒めものに変えた。
それでもどうしても我慢できないときは食べたいものを口の中に含み、
飲み込まずに吐き出す。
そして一番の天敵は食欲旺盛なルームメイト、ジェリシャの誘惑だった。
しかしミシェルの固い決意は揺らぐことなく、気まずくなっても撃退し続けた。
そんな努力の甲斐あって
最大で122kgあったミシェルの体重は半年でなんと75kgに!
47kgの減量に成功した。
減量したミシェルは元彼のドンを見返すことが出来た。
復縁はないそうだが、この仰天チェンジのきっかけをくれた元彼に
今は感謝の気持ちでいっぱいだという。