イギリスにいた間抜けな強盗犯の話。
当時イギリスでは足取りのつかめない指名手配犯が増えていた。

そこで検挙率を上げようと考えた警察は、地元新聞社に協力を要請。
翌日の新聞に、8人の指名手配犯の顔写真が掲載された。

そんな中、とあるカフェに現れた一人の男
マシュー・メイナードは手にした新聞を見て驚いた。

なんとそこには自分の写真が掲載されていた。
このマシューという男、強盗の罪で警察が追っている凶悪犯罪人の一人だった。

しかしマシューが気になっていたのはそこではなかった。
自分の写真写りが悪すぎるのが許せない！

いてもたってもいられなくなったマシューは
手配写真を自ら撮り直し、地元新聞社へ連絡。イケてる写真に差し替えろと要求したのだ。

翌日、新聞の一面には男が送りつけた写真が掲載された。
しかしその結果、多くの目撃情報が寄せられ男はあっさり逮捕となった。