2016年1月 6日 ON AIR
靴下臭い事件
フランス西部の静かな港町ブレスト。
この街には、ある行為で有名なジャン・フェベネックというおじいさんが住んでいた。
このおじいさん、買い物をするときは財布を持ち歩かず、
長年履き続けている靴下からお金を取出し支払いをする。
その時に店内に悪臭が広がることから、街の有名人となっていた。
そんなジャンじいさんがある日、何者かに殺害されてしまう。
目撃者はなく、犯人は事件発覚後しばらく足取りがつかめないままだった。
数日後、ある男がこの街で買い物をした。
店員はその男が出した紙幣の臭いに覚えがあった。
この忘れることのできない悪臭...ジャンじいさんのお金だった!
つまり、この男が犯人。
こうして、目撃者なしの事件は臭い靴下のおかげで解決することができた。