2016年3月16日 ON AIR
絶体絶命の消えた娘
アメリカ・ジョージア州。
この日、子どもを連れた女性が母親の務める銀行へやって来た。
母親はまだ勤務中。
子どもとロビーで待っていると、事件が起きた。
午後5時。気付くと子どもの姿が無い。
ほんの少しだけ目を離した隙に、いなくなってしまっていた。
他の行員に聞いても子どもの姿を見た者はいないという。
果たして子どもはどこにいるのか?
支店長に事情を説明し、特別に防犯カメラ映像見せてもらった。
するとそこにはふらふらと行内を歩く子どもの姿があった。
そしてその行先は...なんと金庫!
急いで金庫へ向かい耳を当ててみると、子どもの鳴き声が聞こえる。
これで一安心...かと思いきや、この金庫、営業時間外は防犯対策の為
行員でも開けられないという。
午後6時、銀行は警察に連絡をしたが
警察では金庫を破壊する以外に開ける方法がないという。
これでは中の子どもに危険が及ぶ可能性がある。
そこで金庫に強い業者を当たると、その中からロン・スナイバリーという
全米でも3本の指に入るほどの金庫に詳しい人物がみつかった。
午後9時、ロンが銀行に到着すると、専用の工具を駆使し、
わずか20分で金庫のロックを解除。
泣きじゃくる幼い子どもを見事救出することに成功した。