2016年3月30日 ON AIR
突然号泣した男のナゾ
1981年、アメリカ、フロリダ州。
ここに、成績優秀な1人の少年がいた。
アーサー・ブース、14歳。彼には医者になりたいという夢があった。
しかし、高校に進むと生活は激変。ギャンブルなど悪い遊びに手を出すようになってしまう。
次第に学校に行かなくなると、金欲しさに、窃盗を繰り返すようになり、
18歳の時、ついに逮捕され、以降、刑務所生活を繰り返した。
50歳を迎えようとするのにいまだ、中途半端な人生。
そして再び昨年裁判にかけられた時にある事件が起こった。
アーサーのこれまでの罪状を読む裁判長が、あることに気がつくと、表情が変わった!
なんと!実は、この2人、中学の同級生だった。
成績優秀だったアーサーが、いつも勉強を教えていたのが裁判長のミンディだったという。
当時の2人は将来の夢を語りあう親友。
中学を卒業して以来一度も会わなかった2人の35年ぶりの再会。
裁判長のミンディはアーサーに対し、更生し幸運をつかむことを祈りますと
一言伝えるとアーサーは涙が止まらなくなった。
そんな親友の言葉にアーサーは更生を誓い、現在は刑期を全うしている。