放送内容

2016年5月 4日 ON AIR

美女が激太り!でも幸せ!?

アメリカ、ロサンゼルスで
強烈な生き方が話題となっている人物がいる。


その人物の名前は、タミー・ユング(26)
彼女の体格は100キロを超える巨体。
しかし、彼女は望んでこの体になったという。彼女に一体何があったのか?


"高校時代はスポーツ少女"


8年前、ロス郊外の高校に通う18歳のタミーは
バスケットに打ち込むスポーツ少女。今では考えられないほどスラッとしていた。


幼いころに母を亡くし、父と叔母と暮らしていたタミーはかなりの大食い。
しかしこの頃はスポーツをしていたこともあり、いくら食べても太らなかった。


高校卒業後は地元の大学に進学。
これまで打ち込んできたスポーツは一切やめ、彼氏が出来た。
高校時代とは環境がガラッと変わったタミーだが一つ変わらない事があった。


それは食事の量。
この時のタミーは自分の事を食べても太らない体質だと思っていた。
だからスポーツをしていた時と変わらず、モリモリ食べ続けた。


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すると半年後、体重がかなり増えた。太らなかったのはスポーツをしていたから。
タミーは自分の体質が普通だとようやく気付いた。
しかしその後も夜遊びや不規則な生活を続けるうちに、体重は70キロに。
彼氏にもフラれてしまった。


"運命の出会いが彼女を『大きく』変える"


そんなある日、タミーが一人さみしくバーで飲んでいると、
ヨハン・ウーベルメンという男性が声をかけた。


なかなかいい男と感じたタミー。話が合った事もあり数日後にはデートへ。
タミーは太り過ぎにより前の彼氏に振られてしまった経験から
今はぽっちゃりだけどダイエットするからとヨハンに話した。


するとヨハンはそんな必要はないと言った。
タミーにとって予想外のリアクション。
実はヨハン、ふくよかな女性にしか魅力を感じない男だった。
このヨハンとの出会いがタミーの人生を大きく変えた。


出会って4か月後、タミーとヨハンは2人で暮らし始めた。
するとヨハンはある事に情熱を注ぎ始める。


それはタミーにたくさん食べさせる事。
美味しそうに食べるタミーが好きだからと大量の食べ物を用意するヨハン。
そんな彼の言葉が嬉しくてどんどん食べ続けるタミー。


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パートナーにたくさん食べさせ、どんどん太らせていく事に生きがいを感じる人を
"フィーダー"と呼び、食べさせられる方は"ゲイナー"と呼ばれている。
ゲイナーは残さず食べる事で自分の存在価値を認めさせており、お互いが必要不可欠な存在。
がっちり結びついた共依存の関係にある。


"食べる動画がネットで話題に"


ヨハンとタミーは典型的なフィーダー、ゲイナーの関係となっていた。
さらにヨハンはタミーの食事の様子を色んな人に見てもらいたいからと
ビデオで撮影し始めた。タミーも断りきれずそれに応じた。


そしてタミーの食事の風景を動画投稿サイトにアップ。
すると、その動画を見た人達から多くのコメントが寄せられた。
ぽっちゃり女子が食べまくるという内容が意外にウケたのだ。


反響があれば嬉しいもの。
言われるがままにタミーは食べまくり、その様子の動画投稿は続けられた。
するとタミーには次第に固定ファンが付き始めた。


ちょっとしたスター気分。ヨハンももっと太れば魅力的になれると言う。
ファンもうれしいが一番大切なのはヨハン。タミーは彼の望むままに生きようと誓った。


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こうして二人三脚の体重増量プロジェクトが始まった。
朝は大量のベーコンにソーセージ、山盛りのクリームチーズ付きワッフルを食べ、
昼はファーストフード店でこれまた大量のバーガーとサイドメニューをたいらげる。
お菓子などの間食も怠りなく食べ続けた結果、
タミーの体重は半年ほどで100キロを超えるまでになっていた。


"そんな彼女の現在は..."


動画投稿もこの頃になると食べ続ける様子だけではなく、
ダブダブのお腹を上下に上げ下げするものや、コーラを飲んだのちウエストを測るものなど
その暴食で得た豊満な体をアピールするような内容が増えていった。


こんなタミーとヨハンの動画投稿は巷でも有名となりニュースも取り上げた。
しかしわざわざ太ってデブモデルになろうとするタミーの生き方は全米で賛否両論になり
大きな話題となった。


タミーの現在の体重は約118キロ。
彼女自身は今の体型がファンに受けている事もありこれ以上太る気はなく、
かといって痩せるわけでもなくこの状態をキープしたいとの事。


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一方でヨハンはもっと太ってもらいたいと思ってはいるが、理解はしているという。
ちなみにヨハンの現在の仕事は、タミーの専属プロデューサー兼カメラマン。


タミーはデブモデルの仕事はもうしばらく続けるというが、
大学でもう一度学ぶことと家族を持つことが今の夢だという。

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