イギリス 呪いの家
イギリス南東部に位置するエセックス州、セント・オシス。
人口およそ4000人の田舎町に佇むある物件。
2008年、この物件に住むイギリス人女性が、「自宅で起きたこと」を撮影し
動画をアップするとその恐ろしい映像に世界中が驚く超有名なワケあり物件となった。
"監視カメラだらけの家"
この物件の持ち主の名前はヴァネッサという女性。
噂の物件は黄色い外観で、中へ入るとそれほど変わった様子はない。
しかしこの家には至る所に監視カメラが取り付けられていた。
そして各部屋の様子がわかるモニターも。
ヴァネッサによると、自分はすでにこの家に住んでいないが、今もこの家の様子を
知りたい人が多いため取り付けられているという。
この家で起きた恐ろしい不思議な出来事とは・・・
"この物件で起こる不思議な現象の数々"
2004年春。引っ越したばかりのヴァネッサは、友人を家に招いた。
先に家に入り、お茶の準備をしているとリビングで足音が。
ヴァネッサが声をかけても返事が無い。振り返ると、背の高い見知らぬ男がいた。
フッと消える見知らぬ男。
友人は、まだ外にいた。恐怖にふるえたがそれだけではなかった。
ある時は、水が勝手に流れ出したり
ドアの鍵がひとりでに開いたり閉まったり。
さらには、キッチンの物が勝手に動くのを目撃することもあった。
あまりの事にヴァネッサはこの家の歴史を調べた。すると恐ろしい事が判明する。
この建物の歴史は古く、16世紀には「魔女狩り」の監獄として使われ、
13人の女性が、処刑された場所だったのだ。
この家の歴史が判明した後も異変は続いた。
床が突然血の海になり...
前の住人が、ここで首をつって自殺していたことも判明した。
さすがに恐ろしくなったヴァネッサは家の売却を決意。
しかしうわさはすでに広まっており、買い手はつかなかった。
ならば、その現象を確かめようと監視カメラを設置。
すると、不思議な現象が次々に撮影された。
その映像をウェブサイトで公開すると、世界中が騒然となり、
その現象を一目みたい、と人々が殺到。「イギリス一恐ろしい物件」として有名になった。
現在も売り出し中だが、買い手はついていない。
ちなみに、価格はおよそ2800万円だという。