2016年6月29日 ON AIR
家族を襲ったある野菜
危険な食材は生活の中に潜んでいる。
山形県のとある家族。
この日の夕食は、ユウガオのスープ。
ユウガオといえば皮をむいて薄くスライスしてヒモ状に加工。
それを干すとカンピョウになる事でも有名。
そのままスープや煮物にしてもおいしく食べられる。
この日、そのユウガオを食べた子ども達は、口々に苦いと訴えた、
母親も一口食べてみると、確かに苦い。
でも親子は気にせずたくさん食べた。
だが食後、激しい腹痛が家族を襲った。
実はユウガオには稀に苦味の強い個体があり、それはククルビタシンという毒を
多く含んでいる。
それを食べてしまうと腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こす。
通常、ユウガオにはこの成分が多く含まれる事はない。
しかし、まれにこうした個体があるので苦みを感じたら食べないことが重要だ。