世界の仰天ハイスクールライフ
"何をやっても怒られない高校生"
ノルウェーの首都、オスロには「何をやっても怒られない高校生たち」がいる。
卒業を目前に控えた高校3年生たちは赤と青のつなぎをユニフォームとして着ている。
これを着た彼らは、「卒業祝い」と称してほぼ何をしても許されるという。
4月下旬から憲法記念日の5月17日まで、町中いたるところでおバカを競い合い
盛り上がる。どれくらい「おバカな」ことをするのかというと、
なんとこの時期、まだまだ寒い町中をパンツ一丁や真っ裸で走り回る!
こんな格好で走るのは、普通ならもちろん犯罪だが
大人たちは、この時期のみ特別に目をつぶる。
ちなみにショッピングカートでドライブスルーしても怒られないし
まだ雪の残る川に、ビキニで飛び込んでも、おとがめなし。
バスをとめても怒られないし、18歳から飲酒が許されているとはいえ、
お酒でベロベロになって、二日酔いで授業に出ても許される。
実は、ノルウェーでは18歳から「成人」と認められる。
この期間は社会に出る前に許された、「何をしても怒られない」特別な時期なのだという。
"イケメンだらけ...まるでハリー・ポッターの世界!?の超名門校!"
まるで、少女マンガの王子さま?というようなイケメンたち。
彼らはある、超名門校に通う男子高校生たちだった。
その学校とはイギリス・南部のバークシャー州にある、イートン・カレッジ。
1440年に当時の王、ヘンリー6世が創立したイギリス随一の由緒正しき名門寄宿学校。
男子校で過去19名のイギリス首相を輩出。
先日退任したばかりのキャメロン前首相もここの卒業生で、
ウィリアム王子、ヘンリー王子も卒業している。
現在は13歳から18歳までの約1300名の生徒が在籍しているが、
成績が優秀でなければ入れない。
そしてここでは、「イギリス紳士」のスタイルやマナーが、徹底的に叩き込まれる。
制服は、世界でも珍しい、燕尾服に白い蝶ネクタイ。
優秀者や生徒会メンバーだけが、色の違ったベストを着用できる。
ウィリアム王子も、在学中常に成績が上位だったため、ユニオンジャックのベストを
愛用していたという。
さらに厳しい試験を突破した1学年で10数名の生徒だけが、奨学金を受けることができる。
彼らは「王の学徒」と呼ばれ、特別な生徒達となり、その証として、「黒いガウン」を着用、寄宿舎も一番いい場所に住める。
圧巻なのは「王の学徒」達だけの特別な食堂。まるで、ハリー・ポッターのような世界観。
監督生と呼ばれる、リーダーの号令のあと、専属シェフが作ったメニューが
執事によってサーブされ、それらを代々伝わる銀の食器で食べる。
イギリスの王族をはじめとする、上流階級の子息達が代々学びつづけるこの学校。
日本とのかかわりも深く、古くは、徳川家16代当主の家達も学んでいる。
学費は年間約520万円。(1ポンド140円計算)
相当な学力を要するため入学のハードルは高いが、いくつかの条件をクリアすれば
日本人でも受験は可能。
ちなみに、校内を見学できるツアーがあり観光客に大人気だという。