2017年2月 8日 ON AIR
大変身した校長先生
学校と子どもを心から愛した校長。
その愛ゆえに...彼が考えたのはとんでもないモノに変身することだった。
東ヨーロッパに位置するルーマニア。
プケニマリという小さな村の学校。
ウソみたいなとんでもない大変身を遂げたのは、
この学校の校長、ポペスク。
教師生活40年。校長になってからも教壇に立ち、熱血指導する日々をおくっていた。
そんな彼は人生の終わりが近づくにつれ、いつまでも子どもたちを見守っていたい
という願望が日増しに強くなっていた。
ポペスクにとって学校は生きがいで、彼の全てと言ってよかった。
そして彼は、自分の願いを叶える、とんでもない大変身を決意した。
それによって何十年たった今も、ポペスクはずっとこの教室に居る。
その大変身とは、教室に設置してある骨格標本。
この骨はポペスク先生自身のもの。
なんと学校に居たいあまり自分を骨格標本にして欲しいと
遺書にしたためたのだ。
願いどおり、永遠に子どもたちを見守る存在となったポペスク。
子どもたちにとってもポペスクはこの学校の誇りとなっている。