貧しくも必死に暮らしている父と息子。
しかし、あることでその深い絆はズタズタに...。
その原因は、なんと...鶏肉だった。

2004年、アメリカ・バージニア州。
口笛を吹き、上機嫌に帰宅する中年の男がいた。

男は父と子の二人暮らし。
この日の晩ご飯は、父も息子も大好物の鶏肉料理。

鶏肉を父親が調理しはじめると息子が、鶏肉を揚げて食べたいと言い出した。
しかし父親は2時間じっくり蒸して食べると主張。

調理方法について言い争いになってしまった。
どんどんエスカレートし、なんと鶏肉の食べ方の違いからついに殴り合いの喧嘩に！

そして、ある言葉でさらにエスカレート！

息子「こんな蒸し鶏野郎だから、ママも逃げたんだよ！」

この言葉に我を忘れた父親はピストルを握りしめ息子に銃口を向けた。
息子も負けずに応戦！勢い余って引き金を引く！

そして放たれた銃弾は、なんと息子の頭部にあたってしまった。
ここで我に返った父親は緊急通報用の911に電話をかけた。

幸い息子は命に別状はなかったが、父親は傷害罪で逮捕されてしまった。
なんとも熱い調理バトルとなってしまった。