2017年6月27日 ON AIR
ベピーパウダー依存と闘う女性
アメリカ・テキサス州ヒューストン。
この町に住む女性・ジェイさんは白い粉を大量に鼻から吸い込んでいる。
もちろんドラッグではない...実はベビーパウダーを吸っているのだ。
ジェイさんは28歳。独身で一人暮らし、仕事は事務員をしている。
ジェイさんがベビーパウダーを吸い始めたのは16年前。
最初は体に擦り付けるだけだったが、次第にそれだけでは物足りなくなったという。
それ以来、毎日50gのベビーパウダーを吸い込んでいる。
計算するとジェイさんは、16年間で何と300キロ以上のベビーパウダーを
体に取り込んだことになる。
それでもジェイさんは、鼻につけるのが自分の最高の時だと語る。
しかしベビーパウダーのような異物を大量に吸引すると肺炎などが生じ、
呼吸障害を引き起こす可能性がある。
友人の勧めでジェイさんは病院で検査を受けた。
耳鼻咽喉科の専門医によると、彼女が大量のベビーパウダーを吸引し、
それが肺に入ってしまっていたら即死の可能性もあるという。
診断の結果、今のところは問題なかったが、肺に軽度の変化が現れ始めていた。
これはベビーパウダーの粒子が入っていることを示す情報にもなりえる。
しかしジェイさんは、16年間続けてきたこの行為に危険があることは十分理解しつつも
やめるつもりはないらしい。
みなさんは絶対にマネはしないで下さい。