返ってきた財布の恐怖
イギリス・ロンドン。
仰天スタッフはとある恐怖の体験をした女性に会いに行った。
女性の名は、ヘイリー・ミンさん、25歳。
その体験は4年前。それはとても不気味なものだった。
"運転免許証から好意を抱かれる"
ある日の朝のこと...。
二日酔いで目覚めると、あることに気付いた。
昨日の夜、遊び行った時には間違いなく持っていた財布がなくなっていたのだ。
そして、なくした財布には運転免許証が入っていた。
そして、見つからないまま3か月が過ぎたころ、自宅に差出人不明の小包が送られてきた。
恐る恐る中身を確認すると...なんと3か月前になくしていた財布が入っていた。
しかも財布に入っていた銀行カードや、運転免許証などはそのままだった。
小包には、手紙が同封されていた。
書き出しは丁寧で紳士的。だが、読み進めるとこんな事が書いてあった。
「もし...恋人がいないなら...私を恋人にしてくださいよ...」
ヘイリーは手紙を読み終えた瞬間、得体の知れない恐怖が襲った。
3か月前、誰かが財布を拾い、免許証を見て、好意を抱き...
それからずーっと見られていたのかもしれない...
相手がわからない、不安と不気味さ。
それからというもの、人の視線が気になり夜道が怖くなった。
やがて、精神的にも追い詰められたヘイリーは友人たちとルームシェアを始め、
周囲を気にしながら生活しなければならなくなった。
"拾い主が会社まで押し掛ける"
落し物からはじまる恐怖の事件は日本でも起きていた!
とある20代の女性は、ある物を落としたことで、とんでもない目にあっていた。
それは5年前のこと。
落としたのは、IC機能がついた社員証。
拾った誰かが、警察に届けてくれた。
安堵した女性だが、そのとき警察からある案内があった。
警察から相手の男性に連絡をとり、法律に従って5~20%の謝礼をするよう促された。
確かにお礼はするべきだと考えた女性だったが、男性は見ず知らずの人。
さすがに自分の携帯電話から連絡するのは怖いと思い、
上司に事情を話し、会社の電話から連絡した。
女性は警察から教えてもらった相手の住所に謝礼品を送る事を伝えた。
すると...男性から意外な言葉が。
男性「じゃあ、近いうちに時間つくりましょうか?」
電話先の男性は自分と会おうとしている。
しかも、電話も間延びさせるような、なんとか接触したいという気持ちを強く感じた。
女性はこの時、恐怖を感じたという。
相手は、社員証を見て、顔も会社も知っている。
1人で帰らなければいけない時は、マスクとメガネで変装した。
結局、謝礼品は会って渡すのではなく、郵送で送ることにした。
しかし、数か月後とんでもないことが起きる!
ある日、昼食に出かけようとすると受付でなにやら揉めている。
あの男性が会社まで押しかけ、女性に会いたいと言ってきたのだ。
男性は、一目会うまでは立ち去らないという。
その行動に女性は恐怖を覚えた。
この時は、上司の機転で女性は体調が悪く早退したと伝え、
なんとか男性を帰らせることが出来た。
その後半年間、いつ現れるかわからないその男性に怯え続けるようになってしまった。
落し物にはくれぐれも気を付けてください。