投稿動画 恐怖の結末
ネットにあふれる投稿動画。
閲覧数を増やそうと、投稿者はあの手この手とアイディアをひねる。
そんな投稿者がやりすぎてしまったことで起きた恐怖の結末とは?
"笑えないイタズラ"
ノルウェー在住のトム・ハンセン。彼はヒドすぎるイタズラをした。
友人を呼び出し、作業を依頼した。
親切に手伝ってくれる友人の目を盗み、トムは刃を外したチェーンソーに持ち替え...
それをなんと自分の体に!Tシャツには血のりがべったり。
チェーンソーを誤って自分の体に刺してしまったように見せかけたのだ。
まさに、とんでもないイタズラ!
この迫真の演技に人のいい友人はパニックとなり、失神してしまった!
さすがに心配し始めたトム。
友人は足をビクビク痙攣させるばかり...ほどなくして幸いにも意識を取り戻したが
冗談にもほどがある。こんなイタズラは絶対にやってはいけない。
"無謀なチャレンジで起きた不幸"
さらに投稿動画でとんでもない悲劇が。
アメリカ・ミネソタ州に投稿動画にハマる若いカップルがいた。
男の名はペドロ・ルイス、22歳。3歳年下のモナリザと暮らしていた。
3歳になる子どももいて、さらにお腹には妊娠7か月の赤ちゃんがいた。
2人は、動画投稿サイトに「10代で親になった若いカップルのリアルな生活」と題して、
常日頃から動画を投稿していた。
このサイトは再生回数に伴って、広告収入を得ることができるため
2人は、視聴者が喜びそうなことを、なんでもやるようになっていく。
やがて狭い橋の欄干の上を歩いたり...と撮影内容はエスカレート!
そしてついに、とんでもないものに手を出してしまった!
ペドロが持ち出したのはなんと、銃。
これで自分を撃って欲しいとモナリザに言った。
「辞書の上から撃ったら貫通しないから大丈夫」とモナリザを説得した。
その動画撮影は告知を聞きつけ集まった、観衆の前で行なわれた。
彼らの3歳の娘も見守るなか、モナリザはペドロに向けて発砲。
そして...なんと銃弾は貫通してしまった!
百科事典を貫通した銃弾は、ペドロの命を奪ったのだ。
このニュースは瞬く間に全米に流れた。
身ごもっていたモナリザは夫を殺害した第2級殺人罪で逮捕。
今は7000ドルの保釈金で保釈されている。
動画投稿サイトはいまや全世界に広がっているが、
危険なチャレンジ動画は本当に気をつけてほしい。