2017年10月17日 ON AIR
食べていないのに...なぜカンピロバクターの食中毒に!?
思いもよらぬことで、カンピロバクターが体内に侵入することがある。
ノルウェー中部の街、チュンセット。
この街に住む男性、アンネシュさんは食肉を食べていないのに
カンピロバクターによる食中毒になったという。
しかも彼だけでなく60人以上もの被害者がいた!
それは思いもしない感染だった。
きっかけはこの町で毎年行われる自転車オフロードレースだった。
250キロを3日間かけて行われるのだが、
レース2日目に、1日中激しい雨が降った。
それでも大きな事故はなく、大会は無事に終わったのだが...
翌日、アンネシュさんは激しい腹痛とひどい下痢・高熱に襲われた。
抗生物質を飲んでも一向に症状はおさまらなかった。
そして、何故か大会のフェイスブックには同じ症状を訴える選手たちが何人もいる事が判明。
彼らを調べると、カンピロバクターが検出された。
カンピロバクターの潜伏期間は平均で2~3日。
つまり、選手達はレース2日目、あの大雨の日にカンピロバクターに感染したと思われる。
大会関係者がすぐに調べると、
選手の体や水分補給のボトルに付着した泥からカンピロバクターが検出された。
つまりレース中、泥水が口に入ったり
泥付きのボトルを飲んだ時に感染したと考えられた。
レースの時は夏で、たくさんの羊が放牧され、
その羊のフンにカンピロバクターがいた事がわかった。
そのフンがコースに流れてきたことで、混じった泥が
知らぬ間に選手たちの口に入ってしまったのだ。
思わぬことで発生したカンピロバクターによる食中毒だった!