彼の気持ちがわからなくて仰天チェンジ
1983年、大阪府堺市。
この町に住む林家は、父親が早くに他界。
母親が女手一つで2人の娘を育ててきた。
そんな林家の二女、ちえみさんは幼い頃からぽっちゃり体型。
その理由は幸せそうに食べる顔!
母は喜んでちえみさんにたっぷり食べさせた。
"彼との食事デートでマックス97キロに!"
そんなちえみさん、大好きだったのは「白米」
そして...ツナをぜーんぶご飯の上にかけてツナ丼に。
ある日、ツナ缶に残ったツナオイルを捨てようとした彼女。
ふともったいないと思い、なめてみると超美味しい!
それ以来このツナオイル丼を、一気にかき込む毎日を送っていた。
その結果、小学5年生で体重50キロをオーバー!
中学生になるころには体重63キロに!
中学生時代の食事はさらにパワーアップ!
1日中爆食したのち、その日のおかずのソースだけを何でもかんでも、
すべてどんぶりごはんにのせたオリジナル残りソースミックス丼をほおばる。
こんな生活で、体重はさらに増加!
中学を卒業する頃にはマックスの97キロになった!
その後、ちえみさんは専門学校に入学。
そんなある日、友人に誘われて行った合コンで超タイプの男性が!
しかも、彼の方から話しかけてきた!
彼は太っていなかったが、食べることが好きという共通点があり意気投合!
そして初めてのデートで...ちえみさんは甘いもの好きの彼に手作りお菓子をプレゼント。
そんな2人のデートは、もっぱら食べる。
こんな幸せな時間がいつまでも続けばいいと思っていた彼女は、
デートのたびにお菓子をプレゼントした。
彼が食べているところを見るのが幸せだった。
しかし、しばらくするとデートは2人ではなく、なぜか彼の友達も一緒になる事が増えた。
"彼の別れの言葉でダイエットを決意!"
そんなある日...彼氏から突然別れを切り出された。
一体なぜ?すると、彼の口から驚きの言葉が!
彼「おれ、お前みたいにデブになりたくないんだよ!」
なんと彼、ちえみさんと付き合ってから体重が激増していたのだ!
実は彼はできるだけ食べる事以外のデートを誘っていた。
しかし、彼女は食べること以外のデートに興味が無く、すべて却下される日々。
そんな彼女に彼は冷めてしまったのだ。
ちえみさんはショックで1週間泣き続けた。
すると...なんと体重が5キロも減っていた。驚くちえみさん。
さらに、母からこのまま痩せたら彼を見返せるのでは?という言葉もあり、
この時ちえみさんに、ようやくダイエットの神が降りてきた!
こうしてちえみさんはダイエットを決意!
この日から商品に記載されているカロリーをすべて確認。
1日の食事を800キロカロリーに抑えるように徹底!
それでも我慢できない時はガムを噛み、口の寂しさを紛らわせる。
さらに歯をきれいに保つことで食べる気持ちを抑えた!
運動も忘れない!手足に重りを付けて曲に合わせてダンス!
こうしてマックス97キロあったちえみさんの体重は...5年間で53キロに!
44キロもの減量に成功した!
付き合っていた彼の気持ちがわからなくて44キロのダイエット!
これが林ちえみさんの仰天チェンジ!