80歳を超えても潜れる謎
日本の素潜りの名人...それは海女さん!
体ひとつで海に潜り、獲物を手に...海と共に暮らし続ける女漁師。
5年前、朝ドラのモデルとなり国民的ブームとなった。
ところで!こんな噂が...海女さんは、みんな若々しくて元気!!
しかも!
なんと80歳をすぎた海女さんが50歳以上も若い30歳代の肉体を持つという結果に!
いつまでも若々しくいたい人必見!海女さんの秘密!
久野アナが海女さんに挑戦!
三重県伊勢志摩。
今回、協力してくれたのは...三橋まゆみさん(69歳)
城山秀子さん(67歳)、小磯信子さん(66歳)。
海女さんの漁の期間は、この地域では3月中旬から9月中旬。
水温15度の冷たい水の中で何時間も行う。
今回は、深さ4~5mのポイントへ。狙うは、アワビやサザエ。
66歳の小磯さん、サザエをゲット!そのまま、さらに探す。
三橋さんの動きは、今年70歳になるとは思えない程に軽やか。
わずか10分ほどで、大量のサザエやトコブシが獲れた。
いつもは午前中に1時間半ほど漁をして漁港内にある海女小屋で休憩。
そこは火場と呼ばれ、暖を取り体を休める。昼食や昼寝をして、午後の漁に備える。
ところで!漁といえば仰天ニュースではかかせない人物がいる。
それは久野漁師!!今日は海女さんになる!!
スキューバーダイビング経験もある久野アナ。
しかし、海女漁は甘くなかった!!
海女漁を教えてくれるのは、三橋さん69歳。
潜る前に必ずやることがある。それはヨモギで水中メガネを拭くこと。
これで磨くと曇らないのだという。
久野もウェットスーツに着替え、準備万端。
まずは海底をのぞき、潜るポイントを決める。
まずは先輩がお手本!!まっすぐ水中へ。
コツはおへそを見るみたいにおしりをちょっと浮かせて勢いよく潜るといいらしい。
次は久野アナ!上手くいくのか!?
体力だけは自信のある久野だが...思うように体が沈まない。
今度は海女さんにサザエの場所を教えてもらい一緒に潜ることに。
しかし...何度も挑戦するが、深く潜ることまでは出来ない。
一方、全く息が切れず深くまで潜っていく海女さんたち!!
実は...そこに秘密が!!
若々しさを保つ海女さんの秘密とは?
海女さんの呼吸音に注目すると、笛のような音が聞こえる。
これは、海女さん特有の「磯笛」という呼吸法。
専門家によると口をすぼめる磯笛は呼吸する時に気道に抵抗がかかる。
これにより肺が広がり、次に息を吸う時より多くの酸素が肺に取りこめるという。
そしてそんな海女さんの身体を徹底調査!!
80歳でもガンガン潜るという千葉県南房総市の海女さんにも協力してもらった。
最年長は淵辺としさん。なんと81歳!
海女歴60年以上の80代2人と70代の2人。
まずは、肺年齢を測定。
一番若かったのは...最年長の淵辺としさん、81歳!
なんと肺年齢はマイナス50歳の31歳だった。
そして、ほぼ全員が実年齢より若いとの結果が出た。
続いて、骨年齢骨密度を計り、骨粗しょう症などを調べる。
やはり最年長の淵辺さんが超若いというデータが出た。
その他のデータも実年齢より若いという結果に。
このデータを分析した池袋大谷クリニック、大谷義夫院長によると
実年齢80歳に対して肺年齢30歳というのは見た事が無いという。
また、骨密度の若さは毎日日光に当たっていることで、日光からのビタミンDを受け
それによって骨粗しょう症を予防している可能性が高いと分析。
更に、海女小屋の中にも秘密が!
ここでのおしゃべりによって肺炎の予防となり、健康に役立っているという。
若々しい海女さん。どうやら呼吸法と日光とおしゃべりにその秘密があるらしい。