絶体絶命の花嫁
アメリカ・ネブラスカ州・リンカーンに住むジョンさんとクリスティンさん。
去年9月2日に結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦なのだが、
この2人、その結婚式で全米の超有名人となった。
式当日の実際の映像をみると...幸せ一杯の瞬間のはずなのに、
新婦クリスティンさんには全く笑顔がなく、
さらに友人たちとの記念撮影では、明らかに様子がおかしい。
実はこのとき、クリスティンさんにとんでもないことが起こっていた!
ひたすら激痛を我慢して結婚式へ
結婚式当日の朝。
クリスティンさんは、体のかゆみで目が覚めた。
鏡を見ると...目が腫れ、顔に赤い発疹が。
クリスティンさんはこれまでアレルギーなどなく症状に心あたりも無かった。
大したことはないと考え市販の塗り薬を塗ったり、
きゅうりで目を冷やしたりしながら予定通り式の準備を始めた。
しかし目はどんどんはれ上がり、ついには焼けるような痛みで涙が止まらなくなった。
母に連れられ病院に向かったクリスティンさん。
しかし、なんとその日は医師が不在で治療は無理だと言われてしまった。
母は結婚式を延期するべきだと言ったが、
クリスティンさんは遠くから参列してくれる人たちもいるのでキャンセルを拒否。
顔の腫れをメイクでごまかし、時間通り式場へ。
来てくれた300人の参列者を心配させたくないと、
目の激痛と体のかゆみを式が終わるまで必死に耐えぬいた。
クリスティンさんは式が終わると、新郎とともに隣町の病院へ急行。
そこで衝撃の事実を告げられる!!
医師によると、一歩間違えれば失明の可能性もあったという。
ブーケで失明の危機に
その原因は驚くべきものだった!
それはなんと!花嫁がしっかりと握っている、ブーケ!!
一体どういうことなのか?
実は、式の2日前。
自宅周辺を散歩していたクリスティンさんはあるものに目を留めた。
それはハツユキソウと呼ばれる花。
この可憐な白い花を結婚式のブーケに入れたいと思った。
実はこの時、ブーケは母と姉の手により、すでに出来上がっていたのだが、
クリスティンさんは、花を摘むと、2人に写真と共にメッセージを送り
この花をブーケに足したいことを伝えた。
だが!実はこの植物の茎の中にある液などを何度も触ると、
人によっては皮膚炎になる可能性が。
それを知らなかったクリスティンさんは、恐らく茎を切ったときにその液に触れてしまった。
その手で目や顔を触ったせいで、あの症状が出たのだと思われた。
「ブーケで失明の危機に陥った花嫁」として全米の注目集めたクリスティンさん。
その後は順調に回復した。
すると!有名番組からのオファーで、結婚写真を撮り直してもらうことができた。
現在、彼女は妊娠中。
9月には、第一子となる女の子が生まれる予定だ。