仰天探検隊!「アフリカで発見 ナゾのデブコンテスト」
去年10月、仰天スタッフはアメリカへ飛んだ!
日本を発って18時間。エチオピアの首都、アディスアベバ。
そこから国内線に乗り3時間。
そこは自然豊かなエチオピアの中でも、特に手つかずの環境の地区。
様々な野生動物がのびのびと、当たり前のように暮らす。
仰天探検隊が立ち寄ったホテルの敷地には、普通にイノシシがいる!
こんな大自然の中に謎のコンテストを行う「ボディ族」がいるという。
そのコンテストとは...デブを競うコンテスト!いったいどういうものなのか?
そこにいたのは...スタイルのいい男性たち
険しい道を車で走り続け8時間。ボディ族の村に到着した。
肥えた仰天スタッフを一体どんなおデブさんたちが出迎えてくれるのか!?
...と思ったら、迎えてくれたのはおデブとは程遠い男性たち。
ボディ族の男性は、ほぼ180センチ以上で、見事なスタイルだった!
スリムな村長さんに聞いてみると、ボディ族が太るのは決まった時期だけで、
毎年6月に行われる"デブコンテスト"の時だけ参加者を太らせるのだという。
前回のコンテストに出た、という男性を紹介してもらった。
だが、どう見ても仰天スタッフの方が断然おデブ!
しかし、その男性はデブコンテストの元チャンピオンだった!
「その時期だけ太る」...それは一体どんなコンテストなのか!?
実際の映像を見せてもらうと、そこに映っていたのは見事なお腹のボディ族たち!
参加者たちが重い体でダンスをしている。
元々このコンテストは、新年を祝う祭りのメインイベント。
23あるボディ族の村から、このコンテストのために太らせた男性陣が大集結!
参加者は神聖な木の周りで踊り、お腹・腕・お尻の太さを測ってチャンピオンを決める。
かつて、他の民族との争いが絶えなかったボディ族。
敵もひるむ大きな体の男こそ、強さの象徴なのだという。
だから、体格を競うこのコンテストで優勝するのは、村の誇り。
「伝説的デブ」として崇められる。
おデブに仕上げるその方法とは!?
年に一度のデブコンテストに向け、おデブに仕上げる男たち、
そのボディ族秘伝の太り方は、貴重な栄養源である牛のミルクと牛の血をひたすら飲む!
実は牛の血には鉄分やビタミンCが含まれていて、ボディ族にとっては重要な栄養源。
頑丈な体づくりに欠かせないのだという。
「牛乳と血」、ボディ族にとって神聖な「牛」から採れるものだけで太るのが
コンテストの決まり。
太らせ期間はおよそ半年間。
働くことも、運動もせず太ることにただ専念する!
一切食べ物は口にせず、ひたすら牛乳と牛の血を飲んで体を作り込む。
その量、何と1日14リットル飲むとも言われ、お腹はいつもパンパン。
こうして、命がけで太った男性たちが、村の代表としてコンテストに挑む。
体への負担が大きいため、コンテストには4年に1度しか参加が出来ない決まり。
そんな過酷なコンテストに今回は6人も参加するという!
彼らはこの先もずっと立派なおデブを目指し続ける。