放送内容

2018年10月 9日 ON AIR

見よう見マネの彼の料理に気をつけろ!

今年6月末。
就職のために大阪から上京してきた20歳の女性。


この日、彼女の身にある異変が。
激しくお腹を壊し、嘔吐まで!


その夜には39度を超える高熱が。
そして翌朝になっても熱は下がらなかった。
ついに不安はマックスで、急いでタクシーを呼び病院へ。
尿検査と血液検査を受けると、医師からはカンピロバクターによる食中毒と診断された。


カンピロバクターとは鶏や牛、豚などの腸管内に生息し、
特に鶏の腸管内に多く存在している細菌。


カンピロバクターによる食中毒は、主に下痢や腹痛、嘔吐、発熱、けん怠感といった
症状が出る。


医師から最近食べた生モノについて聞かれ、女性はあることを思い出した。
それは、体調を崩す少し前のこと。
大阪で知り合い、遠距離恋愛を続けていた彼氏が出張で東京へ来ていた。


そこで彼氏は久しぶりに手料理を彼女に振る舞ったという。
実は彼、飲食店でアルバイトをしていたことがあり、その時に覚えたある人気メニューを、彼女のために作ろうと思っていた。


その料理はなんと...『鶏刺し』だった!!
スーパーで買った鶏のささみをバイトで見ていたのを思い出しながら作ったのだ。
でも、まさかこれで食中毒を発症するとは。


それでも彼女はすぐ良くなると思っていた。
しかし地獄は終わらなかった!


まともに食べ物も口にできないまま、地獄の苦しみは何日も続き
結局、1週間も仕事を休むハメになってしまった。


ちなみに厚生労働省は、「新鮮な鶏肉=生食用ではありません」、
「加熱用や用途不明の鶏肉を、生食用に使用してはいけません」と、注意喚起している。

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