放送内容

2019年1月 8日 ON AIR

父の名言を守りたくて仰天チェンジ!

1992年、埼玉県坂戸市。
この街で生まれた岩下敦美さんは、小さい頃から食べるのが大好きな女の子だった!


それには父の影響が大きかった。
3人家族の岩下家の食卓は、超大量!


そして父がよく娘に言い聞かせていたのが、
「満腹だと人は争い事をしない」という言葉だった。


空腹は争いごとを生み、空腹は感情を倍増させる!
そんな名言を生む父には、不思議なクセがあった。


それは寝床につく際に、お菓子を口に入れながら寝るというもの。
父によると、これで食べ物の夢が見られるようになるという。


こんな感じの父によるおデブの英才教育で、敦美さんはエリートおデブに!
小学4年生にして体重は65キロ!!


そんな彼女、強烈なものにハマる!
それは肉の脂身!!


やがて食卓の脂は、そのまま敦美さんの脂となり、
中学に入ると体重は70キロオーバー!
すると、その見た目からついたあだ名は...12歳にしてオカン!


そんな頃だった。
突然の海外赴任で、父がタイにいくことに。
でも...食卓はあいも変わらず大賑わい。


こうして敦美さんはいつも満腹。いっつもニッコニコ!
とにかく明るいデブでクラスの人気者だった!


そんなある日、母のもとに一本の電話が。
なぜか元気のない母親に連れられ、突然タイに向かうことになった敦美さん。
そこで待っていたのは...帰らぬ人となった父だった。


突然の心筋梗塞だった。
あまりにショックな出来事。
食べる気などしない...でもそんな時、
"おなかが空いてると悲しみが2倍になっちゃうぞ"
という父の言葉を思い出して、敦美さんは悲しみを乗り越えた!


"笑顔"を絶やさないよう、食べることは怠らず高校に進学する頃には体重は85キロ!
そして二十歳になると身長160センチでマックスの112キロとなった!!


食事もつらくなり...ダイエットを決意!!


母のサイズを余裕で超えた敦美さんだったが、 痩せると言う考えは存在しなかった。
だが、そんな彼女にもついにダイエットの神が!


ある日、お尻から脚にかけて痺れ、痛みを感じた敦美さん。
あまりの痛さに病院へ。
すると...坐骨神経痛と診断された。


体重が重いと椎間板への圧が高くなり、その圧が神経にかかって坐骨神経痛や、
腰痛になる可能性がある。


その痛みは24時間続く。
でも何より辛かったのは...人生で一番楽しいはずの食事の時にも痛みが!
一生この痛みが続いたら食べる喜びすらなくなる。


これでは、お父さんに合わせる顔がない...こうしてようやくダイエットの神が!!


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早速、食事制限!
まずはご飯を少なくして豆腐でカサ増しするカロリーカットから始めた!


さらに、痛み止めを飲んで運動も!
でもまずは、なぜかおめかし...なぜなら減量中と思われるのが恥ずかしいから。
予定があるように装って、ひたすら自転車で脂肪燃焼!


こうして、この先もずっと笑顔で食事を楽しみたい、とダイエットを続けた結果
マックス112キロあった体重は7年で59キロに!
なんと53キロのダイエットに成功!


現在の敦美さんは、体重が3桁あったとは思えないキュートな女性になった。
父に顔向けできなくなって53キロのダイエット!
これが岩下敦美さんの仰天チェンジ!

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