2019年3月19日 ON AIR
呪われたハンバーグソース
2013年、大阪府に住むとある夫婦。
今夜の夕食はハンバーグ。幸せそうなこの夫婦が、この後恐怖のドン底に。
ハンバーグを盛り付け、肉汁をガラスボウルに移し、ソース、そしてケチャップを入れ
よく混ぜ合わせて特製ソースに。
そして、まもなく恐怖の時は訪れる...
しばらくすると...なんとガラスボウルが突如、勝手に割れた!
さらに...なんと、生きているようにどんどん割れていく!
およそ10分間も割れ続け、ついに粉々に。
それは呪われたボウルのようだった!
しかし、この現象にはちゃんと原因がある。
こういった調理用のガラスボウルには、熱に強い耐熱ガラスと、
衝撃に強い強化ガラスがある。
今回爆発したボウルは、衝撃に強い強化ガラス。
この強化ガラスは、普通のガラスの表面に特殊な熱処理をして、強度を増したもの。
普通のガラスの約3~5倍の衝撃に耐えられる構造になっている。
しかし圧力の影響で、中心部分は常に張り詰めた状態になり、傷が入ってしまうと、
その圧力で粉々になる特性を持っている。
今回爆発したボウル、実は10年以上使用しているもの。
知らず知らずの内にガラスに傷が入っていたと思われる。
もちろん、これは稀な出来事ではあるが、
傷がついたりすると、こんな事が起きるかも。