放送内容

2019年4月 2日 ON AIR

奥さんに誤解された激痛

2017年2月、京都。
地味に痛い事件は家庭菜園大好きの男性に起きた。


キッチンで男性は、あるものが目に入った。
それは、家庭菜園で収穫した唐辛子!!


唐辛子は家庭でも栽培でき、2月ごろに種まきを行えば、5月に収穫できる。 
男性は、また種まきをしようと唐辛子からタネを取り出した。


そんな作業中に...尿意をもよおした!


トイレへ駆け込む男性...もちろん、その手は唐辛子まみれ。
しかも唐辛子の中で、最も強力なある場所を触ってしまっていた。


唐辛子で痛みを感じるのは辛み成分カプサイシンが神経を刺激するため。
そのカプサイシンはタネがつく胎座というワタで作られている。


男性はタネを取り出す時にこのワタに触れ、手には高濃度カプサイシンが付着していた。
そうとは知らず、トイレに駆け込むと、一番皮が薄くて敏感な部分を触ってしまったのだ!


そして男性に地味~に、でもとっても痛い瞬間が、ジワジワと忍び寄る!
そして一気に痛みはエスカレート!


あまりの痛さに男性は、急いで風呂場へ!
シャワーで洗ってはみたが...もっともっと痛くなった!!!


唐辛子の辛味成分、カプサイシンは脂溶性。
だから水には溶けず、油や酒で溶ける性質を持っている。


そのため水でいくら流しても一向に痛みが引かなかったのだ!
だが油で溶ける事を知った男性...すぐに手に取ったのは台所にあったオリーブオイル!
焼けるような痛みの部分を何度も何度も繰り返しこすった!


すると、さっきまでの痛みが嘘のように消えた!
しかし、この最悪のタイミングで妻が登場!!当然説明がつかなかったという。


万が一、男性の敏感な部分に唐辛子がついてしまったら、
誰もいない場所で油で拭き取ってください。

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