鹿児島県さつま半島の南の町に住む女性、真美さん。
現在2人のお子さんと幸せな生活を送っているが、地味に痛い体験をしていた!

それは真美さんが10代の頃。
真美さんには同じクラスに密かに好きな男子がいた。

しかし引っ込み思案だった真美さん、自分から話しかけることなどできなかった。
そんな彼女が楽しみにしていた時間...それが給食。

真美さんの学校は給食をグループで食べるルールがあった。
で、真美さんのグループには...片思い中の彼が。

それだけでも超うれしいのに、さらにもう１つ嬉しい事が。
この日の給食に大好物の魚肉ソーセージが出たのだ。

だが、この魚肉ソーセージと、大好きな彼が目の前にいた事で衝撃の事件が!!

真美さんは大好きな魚肉ソーセージを手に取った。
しかしなんだかうまく剥けない...そこで彼女は、歯で噛んでムリヤリ剥ぐという作戦に。
力づくでソーセージを剥いていると、ふと視線を感じた!

それは...大好きな彼!!しかも釘付け。
焦った真美さん、すぐにケリをつけようと...一気にソーセージをひっぱった!!

その時、口にありえないほどの激痛が!
実は...ソーセージを引っこ抜く瞬間、なんと金具が前歯に引っかかっていた。
そしてその勢いのまま、前歯ごと引っこ抜いちゃったのだ!!

だがこの直後には、さらに最悪なことが!!
なんと抜けた前歯が真美さんのトレーをはねて...彼の味噌汁にイン!!

ジッと真美さんを見る彼。
痛みと恥ずかしさでいてもたってもいられなくなり...その場で早退してしまった真美さん。

歯が抜けたこともショックだったが、何より彼に変なヤツと思われてしまったに違いない。
最悪な気分...とはいえ、学校を休むことなど出来ず翌日も登校することに。

誰とも話したくない...そう思っていたら、なんと彼が声をかけてきた。
今一番会いたくない相手...すると彼は何かをくるんだティッシュを渡してきた。
そこにくるまれていたのは...真美さんの抜けた歯!!

実は彼、真美さんが帰った後に味噌汁の中から歯を取り出し大事に取っておいてくれたのだ。
これが真美さんの超恥ずかしくて地味に痛い体験。

そんな彼女も今では2人の子を持つお母さん。
ちょっと気になるあの時の彼とはどうなったのか尋ねると...
なんと結婚し、真美さんの夫となっていた!

実はこの事件の後、2人は少しずつ話すようになり彼の方から告白。
やがて付き合うことになったのだという。

１本の魚肉ソーセージ。これで人生が変わることも...ある。