1999年　北海道網走市。
川村家の長女・澪香さんは...生まれた時から3800gと、ちょっと大きめ。

小学校に入る頃には...プックプク!その理由は!
そう、おばあちゃんの手料理!

おばあちゃんは、料理に砂糖をたくさん入れる。
魚の煮付けにもドバー!肉じゃがにもドバドバー!!
これが、おばあちゃん特製の甘々和食。

澪香さんの大好きな食べ方は...。
甘々肉じゃがを、ご飯の上にたっぷりのせ...そこにマヨネーズをかけたどんぶり!
こんな糖分過多の生活が続き、小学6年生で体重60キロに!

かなりぽっちゃりだが、中学校では...「胸が大きくて、グラビアアイドルみたい!」
などと言われ勘違いし、太っているとは1ミリも感じなかった!

母は太った娘を心配し、食べ過ぎないように注意していたが...
祖母は澪香さんに「女の子には大人になればみんな痩せられる魔法があるの」と、
仰天名物"おばあちゃんの謎の理論"を教えた。

それをすっかり鵜呑みにした澪香さん。
もう、誰が何をいっても歯止めは効かない!
こうして高校に入るころには身長155cm体重は85キロに!

こうなると生活に支障が出始める。
和式トイレは両手で突っ張ってないと、不可能に!
さらに家では...画鋲が足に刺さってもお腹がつっかえて、なかなか取れない!

高校でも食欲は旺盛だったが...食べることと同じくらい大事なものを見つけた。
彼女は、ゴールデンボンバーにどハマりしたのだ。
特に激推ししていたのが...樽美酒研二だった。

憧れの人の言葉でダイエットの神が!

そんなある日。
いつもDVDでしか見られなかったゴールデンボンバーが北海道にやってくるという!

ならばと、すぐにあるものを購入した。
友達とお揃いで買ったピンクのセーラー服。

気合の入ったファンは好きなメンバーのカラーをセーラー服に選ぶことが多い。
嬉しすぎて、写真にその姿を収めた。

そしてライブ当日、友達と合流しライブ会場にむかう途中...澪香さんにある光景が飛び込んだ!

それは偶然ガラスに映し出されたスレンダーな友達と自分の2人の姿。
すると、澪香さんは気づいた。
「あまりにも違う！私はとんでもなく太っている！」

そして...「これで樽美酒に会うのは恥ずかしい!」そう思った！
すると、いろいろ気になるようになり...手をふる二の腕の揺れさえ気になり、100%の自分を表現できなくなった。

そんな、ドン底の澪香さんに樽美酒がメッセージを!!

樽美酒「次のツアーはまだ決まってないですけど、必ずまたやりますんで。
空いてる時間、僕ら必死に頑張ってることをみなさんに伝えますんで、
みなさんも負けずに、いろんな大人に負けずに必死に頑張って闘ってください!
一緒に頑張りましょう！」

前向きな言葉が、澪香さんの心にズキューン!!
そこで突然、ダイエットの神がおりてきた!

すぐにダイエットを開始。
無理したら絶対、続かない...だから、朝食はしっかり食べる。

そしてお昼は...野菜中心のお弁当をしっかり噛んで食べた。
そして家に帰ると...生姜をお湯で溶かした生姜湯を飲み干し、1日30分代謝をあげて汗をかきまくった。

くじけそうな時は、ダルビッシュのポスターを見て自分を励ました!

こうしてダイエットを続けた結果...85キロあった体重が、1年後、49キロに!
なんと36キロのダイエットに成功!

そんな澪香さんを仰天スタッフが訪ねた。
現在の彼女は涼しげな目元のクールビューティーに!

そんな澪香さんを見て祖母は大人になったら痩せるという謎の理論はやはり正しかったと言っているのだという。

樽美酒研二に励まされ、36キロのダイエット!
これが川村澪香さんの仰天チェンジ!