まだ暑さが少し残る、ある秋の晴れた日。
鹿浜鈴之介(林遣都)、馬淵悠日(仲野太賀)、摘木星砂(松岡茉優)、小鳥琉夏(柄本佑)は、鈴之介宅で、ある難問に直面していた。
彼らは、あらゆる知識と人脈を駆使しながら、あーでもない、こーでもないと、時に4人で楽しくかき氷を食べたり、楽しかった思い出に想いを馳せたり、恋について語らったりしながら、その難問に挑んでいる。
そう、その難問とは「クロスワードパズル」。
果たして、4人は何のために「クロスワードパズル」に挑むのか。
これはある秋の晴れた日に起きた、些細で取るに足らない、しかし少しほっこりした気持ちになる小篇である。