役立ち!3分検定

2012.06.08
世の中に1000種類以上あるといわれている資格・検定試験の問題から「生活の役に立つ」ものをピックアップしてご紹介。
今回のテーマは、「さかな検定」
※主催 一般社団法人 日本さかな検定協会による問題から抜粋。
 
<日本さかな検定とは>
 魚の旬や目利き、文化、歴史など魚に関する幅広い知識を身につけ、もっとおいしく食べるための検定制度です。
 
●第1問 
東京では梅雨の前後が旬で「梅雨の水を飲んでうまくなる」といわれる江戸前寿司に欠かせない魚とは?
A アナゴ  B イワシ  C スズキ
⇒答えは A アナゴ
ちなみに、江戸前以外では宮城県の松島産アナゴが有名ですが東京の旬が過ぎた夏頃においしい時季を迎えるそうです。
 
●第2問
マグロの脂身の多い部分をトロといいますが、もっとも脂の多い「大トロ」の部位を図から選びなさい。
⇒答えは B
 
●第3問
桜色が美しいサクラエビ。水深が深く外洋に開かれる湾をもつこの県のみで獲れます。この県を選びなさい。
A 愛媛県  B 岡山県  C 静岡県
⇒答えは C 静岡県
サクラエビは、主に静岡県駿河湾の由比港などで獲れるそうです。
干しエビとして有名ですが、生食やさっと茹でて三杯酢で食してもおいしいそうです。
 
●第4問
さかなクンのトレードマークの帽子でおなじみの魚は?
A トラフグ  B ハコフグ  C アンコウ
⇒答えは B ハコフグ
さかなクンと「ハコフグ」との出会いは、福島県の魚屋さんでした。
小さなヒレをパタパタさせ、懸命に泳ぐけなげな姿にパワーをもらい
以来、ハコフグを頭にのせると元気いっぱいになるそうです。
 
●第5問
鮮魚店などで見かけるマグロのブロックを「さく」といいます。この「さく」を選ぶ際のポイントは表面の筋目です。最も味が良いとされる筋目を選びなさい。
⇒答えは C
マグロの「さく」は部位や取り方によって味わいに差が出ます。
Aの筋目が斜めのものは味わいは普通。
Bの筋目が狭いものや半円状のものは、尾や背骨に近い部分で筋っぽくやや口触りが悪い
一番良いとされるのはCの筋目の平行なモノだそうです。
 
●第6問
名前の通り、身が赤い「赤貝」。
この色は人間の血液中に含まれる、ある成分が赤貝にも含まれているため。貧血予防効果のあると言われるこの成分は?
A ヘモシアニン  B オルニチン  C ヘモグロビン
⇒答えは C ヘモグロビン
赤血球中に含まれるヘモグロビンにより、赤貝は赤い色をしているそうです。
ヘモグロビンの主な構成成分は鉄とタンパク質のため
赤貝は貧血予防に効果があると言われているそうです。
 
●第7問
狙った魚だけを獲得するのが、比較的可能であるため
環境にやさしい漁法と言われる「はえ縄漁」はどれ?
⇒答えは C
はえ縄漁は、多数の枝縄を垂直に垂らし
その先の釣り針に疑似餌をつけて魚を食いつかせる漁法。
疑似餌の種類を変えることで、特定の魚だけを獲ることができるなど
環境にやさしい漁法といわれてるそうです。
 
 
「さかな検定」の次回の開催は7/1(日)です!
*願書締め切り6/10(日)
詳しくは「日本さかな検定」ホームページまで!