世の中に1000種類以上あるといわれている資格・検定試験の問題から「生活の役に立つ」ものをピックアップしてご紹介します。
今回のテーマは「野菜検定」
今回は「日本野菜ソムリエ協会」監修の元、番組で作成した3択問題を出題。野菜と果物の栄養や選び方、保存方法など、野菜ソムリエに必要な知識を問う問題を紹介しました。
日本野菜ソムリエ協会
http://www.vege-fru.com/
正解が多かった方へのプレゼント!
「夏の京野菜特盛セット」 4200円
今が旬の加茂ナスやトマトの他、
九条ネギや万願寺とうがらしなど京野菜がてんこ盛りです。
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●第1問 おいしいレタスの選び方で正しいのは?
A 葉の色が濃いもの
B 切り口が小さいもの
C ずっしりと重いもの
<正解> B:切り口が小さいもの
・切り口が小さいのは良い土地で育った証拠。10円玉程度の大きさが目安。
・葉の色が濃い緑のものは…収穫に適した大きさまで育たないうちに
採られた可能性が高く、苦味がある場合が多い。
・ずっしりと重いものは…収穫時期が遅れて葉がかたくなっている可能性がある。
●第2問 モモの保存方法として適切なのは?
A そのまま冷蔵庫で保存
B ラップに包んで冷蔵庫で保存
C 新聞紙にくるんで常温保存
<正解>C:新聞紙にくるんで常温保存
・モモは冷やしすぎると甘みが落ちるので冷蔵庫には入れっ放しにしない。
・冷蔵庫へ入れるのは食べる1~2時間前にして、風通しの良い場所で
常温保存する方が良い。
●第3問 おいしいカボチャの選び方で正しいのは?
A 皮にツヤがあり滑らかなもの
B 同じ大きさなら軽いもの
C ヘタの切り口が乾いているもの
<正解> C:ヘタの切り口が乾いているもの
・カボチャは収穫後も熟していく野菜なので、ヘタの切り口が乾燥していたり、
くぼんでいるものほど、収穫されてから時間が経って完熟している証拠。
・他にも、おいしいカボチャの見分け方として…
・表面のツヤが消えてゴツゴツとした深い溝があるもの
・カット売りの場合は、種が大きくぎっしりと詰まったもの が良い。
●第4問 夏が旬の次の3つの野菜のうち、夏バテを予防する効果があるといわれる
「ビタミンB1」を最も多く含むのは?
A 枝豆
B オクラ
C トウモロコシ
<正解>A:枝豆
・枝豆に多く含まれる「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変え、
疲労物質を体内に溜まりにくくする効果があると言われています。
・その他にも、枝豆にはアルコールの分解を助けるアミノ酸が豊富なため
ビールのおつまみには最適。
●第5問 栄養成分の吸収を妨げてしまう もったいない食べ合わせはどれ?
A 大根としらす
B パイナップルと豚肉
C 梅干しとうなぎ
<正解>A:大根としらす
・大根に含まれる成分が、しらすに含まれる必須アミノ酸の「リジン」の吸収を
阻害してしまうため。
・パイナップルは豚肉を柔らかくしたり、たんぱく質の吸収を助ける働きがあるので
食べ合わせは良い。
・梅干しとうなぎは「食べ合わせが悪い」と言われるが、
梅干しのクエン酸は疲労回復効果があり、うなぎに含まれるビタミンB1との
相乗効果が期待できるので、悪い組み合わせではない。
●第6問 おいしいキャベツの選び方で正しいのは?
A 外と中の葉の色にあまり差がないもの
B 芯の部分に高さがあるもの
C 葉と葉の間に隙間があり、ぎっしり詰まっていないもの
<正解>B:芯の部分に高さがあるもの
・キャベツの芯が高いものは栄養をたっぷり溜め込んでいる証拠。
ただし、高さが全体の2/3ぐらいまでのものを選ぶ。
・葉は、表面の緑が濃いものほど良く、中身はぎっしり詰まっていて
重みがあるほうが良質なキャベツ。
●第7問 カットしたメロンの保存方法として適切なのは?
A 皮をむいて冷蔵庫で保存
B 種をとって冷蔵庫で保存
C お酒を振りかけて冷蔵庫で保存
<正解>B:種をとって冷蔵庫で保存
・メロンは種の部分から劣化してくるので、種を取ることで痛みを防ぐことができる。
・切り口をしっかりとラップして野菜室で保存するのが良い。
●第8問 おいしいニンジンの選び方で正しいのは?
A オレンジ色が薄いもの
B 表面のデコボコが多いもの
C 軸の切り口が小さいもの
<正解>C:軸の切り口が小さいもの
・軸の切り口の大きさで中の芯の大きさがわかる。
切り口が大きいものは芯が太く、中がかたいことがあるので、細いものがおいしい。
・さらに、春夏ものは収穫までが早いので、切り口がやや緑色のものの方が新鮮。
・表面は、色鮮やかで肌触りが滑らかなほうが良質なもの。
●第9問 ナスに含まれる紫の色素成分の名前は何?
A カロテン
B セレン
C ナスニン
<正解>C:ナスニン
・ナスの紫色は、ポリフェノールの一種で「ナスニン」と呼ばれ、
抗酸化作用があり、生活習慣病予防に効果があるといわれている。
・ナスニンは水に溶けやすい性質を持っているので、
調理の際は油で素揚げをしておくと流出を防ぐことができる。
●第10問 おいしいトマトの選び方で正しいのは?
A ヘタの周りが少し緑色のもの
B やわらかいもの
C お尻の部分に筋がたくさんあるもの
<正解>C:お尻の部分に筋がたくさんあるもの
・トマトのお尻の部分から出ている放射線状の筋がおいしさの目安。
筋の本数は種が入っている子室の数と一致するので、
筋が多いほど、実がつまっていて味も良いという証拠。
・さらに、丸くてかたく、身が引き締まっているのが良いトマトのポイント。