検定ナンデス!

2012.12.07|コーナー情報
このコーナーは世の中に1000種類以上あるといわれている資格・検定試験の問題から
「生活の役に立つ」ものをピックアップしてご紹介します。
今回のテーマは、「家事検定~年末の掃除編~」。
 
<家事検定とは>
 「料理」「洗濯」「掃除」などの知識を問う検定試験ですが、今回は、出版社の「主婦と生活社」が主催する家事検定実行委員会が作成した掃除編の問題の中から出題します。
(残念ながら「家事検定」の次回の開催は未定です)
 
 
●第1問
食器洗いの効率いい手順は?
A 汚れの軽い物から洗う
B 汚れのひどい物から洗う
C かさばる大きな物から洗う
 
 
⇒答えは A 汚れの軽い物から洗う
なぜ、汚れの軽い物から洗うのかというと、汚れのひどい物を先に洗うと汚れていない食器をかえって汚してしまい、洗剤も余計に使ってしまうからだそうなんです。シンクに洗い物を並べるときは、汚れの軽い物とひどい物を混ぜないようにすると良いそうです。
 
●第2問
窓の効率の良い拭き方は?
A 上から左右に蛇行して拭く
B 上から下へ拭く
C 途中まで上から下へ拭き、足元は左右に拭く
 
 
⇒答えは C 途中まで上から下へ拭き、足元は左右に拭く
 窓は左右よりも、上から下へと拭いていく方が拭き跡が目立たないんです。このとき、拭くのを途中で止めて下の方は左右に拭くと水滴が下まで垂れないので効率がいいそうです。みなさんも大掃除で試してみてください。
 
 
●第3問
窓や鏡を磨くときに最適なのは?
A  Tシャツ素材
B  ウールニット
C  タオル地
 
⇒答えは A Tシャツ素材
 毛羽立ちが少なくやわらかいTシャツなどの生地は、窓ガラスや鏡を磨くときに毛羽が残らず最適なんです。着古したTシャツや肌着は捨てる前に小さく切って、窓や鏡、ステンレスなどを磨く掃除に活用してみてください。
 
 
●第4問
水道の蛇口のくもりがよく落ちるのは?
A じゃがいもの皮
B レモンの切れ端
C きゅうりのへた
 
 
⇒答えは B レモンの切れ端
 水道の蛇口などの水まわりにつく白いくもりは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムが固まったものなんです。実際レモンの切れ端でこすると、酸でくもりがスッキリと落ち、香りもさわやかになるそうです。シンクのくもり落としにも良いので、料理でレモンのヘタが出たら、捨てる前にこすってみてください。
 
 
●第5問
掃除機をかけるとき、ヘッドをどれくらいの幅で動かすとよい?
A できるだけ遠くまで伸ばし大きく
B 身長の約半分くらいの幅で
C 15cmほどで小刻みに
 
 
⇒答えは B 身長の約半分くらいの幅で
 ノズルの先が浮き上がって吸引しにくくなり、小刻みに動かし過ぎるのも時間がかかって非効率ということで、身長の半分くらいが効率のいい目安だそうです。
 
 
 
●第6問
テレビのリモコンや電話機の掃除に活躍するのは?
A 歯ブラシ
B 綿棒
C 割り箸
 
 
⇒答えは B 綿棒
 リモコンや電話機は、ボタンの隙間にほこりがたまり、手あか汚れと混ざって取りにくくなっています。そこで、綿棒やコットンを巻いた楊枝で隙間を拭くと手早くきれいになります。ブラシなどでこするとかえって汚れが隙間につまりやすいそうです。
 
●第7問
床掃除などで洗剤を使った後は、必ず何をするべき?
A 水気を残さないよう、から拭きする
B 軽く水拭きする
C ニ度水拭きする
 
⇒答えは C ニ度水拭きする
 洗剤での拭き掃除で、床などに洗剤分が残ると素材を傷める可能性があるので、最後に必ず水ですすいだ雑巾で二度水拭きして洗剤分を残らず拭き取ることが大事なんだそうです。
 
【優勝者へのプレゼント】
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