目からウロコの新常識~栄養編~

2020.02.17|生活情報

【ネギは保存法を間違えると免疫効果成分が半減する

(解説)
特に今の時期は暖房などで室内の温度が高いのでネギが乾燥しやすい。
実はこの乾燥が大敵で、ネギに含まれる「ペクチン」という免疫効果が期待できる成分は
乾燥してしまうと半分以上失われてしまう。ネギの緑色の葉身部を捨てがちなんですが、実はあのネバネバに最も免疫成分が含まれているのです。

<レシピ>
「ネギと豚肉の塩焼きそば」(2人前)
ネギの葉先3本分(5mm幅)
豚肉100g
塩だれ大さじ3
中華麺2人前

【にんにくは調理法を間違えると疲労回復効果ゼロ
(解説)
にんにくのあの独特な匂いの元である「アリシン」という成分が疲労回復効果を発揮するが
その「アリシン」は生のにんにくをすったり、刻んだりしてにんにくの細胞を傷つける事で初めて発生する成分。なので、「匂いが出ず、ホクホクして美味しいから」と電子レンジで丸ごと加熱したり、ホイル焼きにしてしまうと「アリシン」が発生しないため、疲労回復効果がないという。

 

【おでんは出汁の取り方次第でミネラルが10倍アップする
(解説)
昆布ダシを取る時は加熱前の水に昆布を入れて、沸騰前に昆布を取り出す方が多いが、
昆布に含まれているミネラル類は実は加熱してしまうとほとんど溶け出さない。

(レシピ)
「水出汁まき玉子」
用意するものは、
・昆布の水出汁100ml
・卵4個
・薄口醤油大さじ1
・みりん大さじ2

 

【おでんにしてしまうとあの具はビタミンCがほぼなくなってしまう】
(解説)
おでんを作るときに、皮をむいた大根を下茹ですると、あの捨ててしまう茹で汁に
大根のビタミンCがほとんど流れ出てしまっている。
なので、大根は皮付きのままおでんにしていただくと、ビタミンCの流出を抑えられる

 

【牛肉は調理法を間違えると貧血予防効果を大損する】
(解説)
貧血予防効果が期待できるビタミンB12は実は牛肉の脂身に多く含まれている。なので、脂身を脂身を削ぎ落としてしまうと貧血予防効果を大損する。

 

【ほうれん草を食べる時アイスコーヒーを飲むと貧血予防効果を大損する】
(解説)
アイスコーヒーに含まれる「タンニン」という成分を一緒に摂ると、鉄分の吸収率が大きくダウンしてしまう。

 

【紅茶にミルクを入れるとポリフェノールを大損する】
(解説)
紅茶には殺菌効果が期待できる「テアフラビン」というポリフェノールが豊富に
含まれているが、ミルクに含まれている「カゼイン」というタンパク質と混ぜてしまうと
働きを失ってしまう。