予防の間違い探すンデス!

2019.01.31|生活情報

病気の予防に関する様々な常識。
しかし、その常識は間違っているかも?
しっかりと予防すれば防げるかもしれない病気やケガ・・・
しかしその予防法で"あたりまえ"と思っていたことが実は間違いかも!?
意外と知られていない正しい予防法を
普段の生活の一コマを描いた再現ドラマの中から出題される
○×クイズに答えて学ぶ新コーナー第2弾!

【出演者】
 ガンバレルーヤ

 

【ご出演いただいた先生】
 麻布ミューズクリニック名誉院長 渡邉賀子 先生

【テーマ】
 冷え性

 

〈問題①〉
Q:冷え性対策として、熱めのお風呂に入るのは正しい?間違い?
A:× 間違い
熱いお風呂は体が危険と感じてしまい、その結果、交感神経が優位になり
末梢の血管を縮めてしまいます。
そうすると、体の隅々まで血液が巡らず、全身を温める効果が薄くなってしまいます。
40℃くらいのお風呂にゆっくり入るのが、オススメです。

 

〈問題②〉
Q:冷え性対策として、「服の上から乾布摩擦をする」のは正しい?間違い?
A:○ 正しい
乾布摩擦というのは寒い所で行うイメージがありますが、
寒いところで肌を露出すると、手足の血管が縮まり、逆効果になってしまう可能性があります。
しかし、服の上から優しくさすってあげる乾布摩擦は有効です。
服の上からでも皮膚に刺激を与える事で血行が良くなる効果が期待できます。

 

〈問題③〉
Q:冷え性対策として、「綿素材の服を重ねて着込む」のは正しい?間違い?
A:× 間違い
綿は汗をすう吸湿性と通気性に優れている為、肌着としては良いです。
しかし、通気性が良い分、外に温かい空気を逃してしまいます。
綿は肌着に留め、その上に断熱性の高いウールなどの素材の服を着て、
さらに風を通さないコートやダウンジャケットなどを羽織るのが冷え性対策に効果的です。

 

〈問題④〉
Q:冷え性対策として、「湯たんぽで足元を温めて寝る」のは正しい?間違い?
A:○ 正しい
足は冷えやすい場所の為、足を重点的に湯たんぽで温めるのは正解。
冷たいお布団に入った時にゾクゾクとするようなことを避け、安眠・熟睡でき
冷え性の原因の1つである睡眠不足の改善につながる可能性があるからです。

 

※湯たんぽを使用する際は、低温やけどに十分注意してください