予防の間違い探すンデス!
予防に関する様々な常識。
予防法で"あたりまえ"と思っていたことが実は間違いかも!?
意外と知られていない正しい予防法を
普段の生活の一コマを描いた再現ドラマの中から出題される
○×クイズに答えて学ぶコーナー!
<出演者>
松岡修造?(こにわ)
大坂なおみ?(小坂なおみ)
<ご出演いただいた先生>
江東病院 副院長・三浦 邦久 先生
<テーマ>
熱中症
【問題①】
Q:「汗をかいていなければ熱中症にはならない」 正しい?間違い?
A: × 間違い
人は体の熱を下げるために汗をかきます。
汗をかかないということは、汗をかくだけの水分が体に残っていない可能性が高いです。
これは非常に危険な状態。
熱中症が一気に進んでしまうので、すぐに水分補給をして体を冷やしましょう。
・スタジオでご紹介した商品
大作商事株式会社「ドリンクミストSS」 3,218円(税込)
【問題②】
Q:「熱中症対策として日焼け止めを塗る」 正しい?間違い?
A:× 間違い
外出時に日焼け止めを塗る方が良いのは間違いありませんが、熱中症対策にはなりません。
日中の熱中症対策は、直射日光を避ける、こまめに水分補給をする、
服装に気をつけることが大切。
着る服の生地やサイズによって通気性や熱のこもり方が違い、
身体の熱の発散にも関わってきます。
通気性の良い、ゆったりとした服がオススメです。
【問題③】
Q:「ベビーカーの赤ちゃんに日が当たらないように布をかける」 正しい?間違い?
A:× 間違い
布が空気の流れを妨げ、ベビーカー内部の温度が急激に高くなる可能性があります。
環境省によると、気温が32.3度の時、
ベビーカーの位置に近い地表から50cmの場所では、35度以上にもなるというデータも。
屋外でベビーカーを使う時は、赤ちゃんをこまめに出してあげるなど注意することが大切。
・スタジオでご紹介した商品
株式会社タニタ 「コンディションセンサー TC-200」 4,980円(税抜参考価格)
【問題④】
Q:「熱中症対策としてお風呂で体をならす」 正しい?間違い?
A:○ 正しい
この時期熱中症が増える原因の1つは、体が暑さに慣れていないためです。
暑さに対抗するため汗をかきやすい体をつくるなど、より高い体温調節機能を得ることが必要。
ウォーキングやジョギングなどの軽い運動はもちろん、
入浴時に湯船につかることで、体温調節機能を高めることができます。
暑いからとシャワーで済ませず、湯船につかり、たっぷり汗をかいて体を慣らしましょう。
【問題⑤】
Q:「熱中症対策、注意が特に必要なのは日中」 正しい?間違い?
A:× 間違い
熱中症は夜こそ気をつけましょう。
熱中症で救急搬送された方が多いのは、屋外ではなく「自宅」です。
夜、冷房をつけずに寝てしまい、脱水症状に陥り熱中症になるケースが多くあります。
発見しにくいので重症化しやすい傾向にあるのです。
対策として、エアコンなどを使い室温を28度以上にしないようにしましょう。
脱水症状になるのを防ぐため、寝る前には喉が乾いていなくても水分をとることが大切です。