予防の間違い探すンデス!
予防に関する様々な常識。
予防法で"あたりまえ"と思っていたことが実は間違いかも!?
意外と知られていない正しい予防法を
普段の生活の一コマを描いた再現ドラマの中から出題される
○×クイズに答えて学ぶコーナー。
今回は、真夏の5大トラブルの対策法を学びます!
①食中毒
<出演者>和田アキ子?(Mr.シャチホコ)
<先生>農林水産省 消費・安全局 食品安全政策課 堀部敦子さん
Q:「食中毒対策として生野菜を浅漬けにする」 正しい? 間違い?
A:× 間違い
漬物のなかでも特に浅漬は、加熱や発酵の工程がなく
食中毒の原因となる細菌を殺菌できません。
<スタジオでご紹介した商品>
無印良品 「フィルム石けん 24枚入」 590円(税込)
②汗
<出演者>明石家さんま?(ほい けんた)
<先生>五味クリニック院長 五味常明先生
Q:「汗をかいた直後、乾いたタオルでよく拭く」 正しい? 間違い?
A:× 間違い
人間は汗をかき蒸発させることで体温調節をしています。
汗を拭きすぎで肌が乾燥しきってしまうと
汗が蒸発できずに体温を下げることができなくなるので逆に汗が止まらなくなってしまいます。
③ヘアケア
<出演者>桃井かおり?(椿鬼奴)
<先生>皮膚科医 髙橋栄里先生
Q:「ドライヤー前に濡れた髪をとかす」 正しい? 間違い?
A:○ 正しい
お風呂上がりの濡れた髪の毛をタオルでふいただけでは
髪がくっついたり絡まったり、毛が束になってしまいがちです。
束状態にまとまった髪はなかなか乾きにくく、ドライヤーの熱を長く当ててしまうことに。
濡れた髪は熱で傷みやすいため、素早く乾かせるように髪の絡まりを取るのが肝心です。
ちなみに、ドライヤー前のブラッシングにオススメなのは、目が粗いクシだそうです。
④熱中症
<出演者>松岡修造?(こにわ)、大坂なおみ?(小坂なおみ)
<先生>江東病院 副院長 三浦邦久先生
Q:「熱中症対策、注意が特に必要なのは日中」 正しい? 間違い?
A:× 間違い
熱中症は夜こそ気をつけましょう。
冷房をつけずに寝てしまい、脱水症状に陥り熱中症になるケースが多くあります。
また、発見しにくいので重症化しやすい傾向にあるのです。
対策として、エアコンなどを使い室温を28度以上にしないようにしましょう。
脱水症状になるのを防ぐため、寝る前には喉が乾いていなくても水分をとることが大切です。
⑤虫刺され
<出演者>芦田愛菜?(やしろ優)
<先生>新宿駅前うわじま皮膚科 院長 上嶋祐太先生
Q:「虫よけスプレーを塗ったあとに日焼け止めを塗る」 正しい? 間違い?
A:× 間違い
虫よけスプレーは、肌に塗ったあと揮発した成分で虫から防御しているため
上から他の薬やクリームを塗ってしまうと成分が防がれてしまい十分な効果が期待できません。
なので、日焼け止めを塗ってから虫よけスプレーをつけるようにしてください。
Q:「蚊を退治するときに効果的なのは上下からたたく」 正しい? 間違い?
A:○ 正しい
飛んでいる蚊は、構造上横への動きが鈍いです。
そのため、蚊をたたくときは左右からではなく、上下からたたく方が良いそうです。
Q:「虫刺されのかゆみを軽減させるため温める」 正しい? 間違い?
A:× 間違い
かゆみを抑える方法として安全なのは、冷やすことです。
かゆいからといってかきすぎたり、爪で押して傷つけたりすると
一時的にかゆみは治まったと感じるかもしれません。
しかし、傷口から菌が入り、感染症の原因になる可能性があるので避けるようにしてください。
<スタジオでご紹介した商品>
ダイソー 「虫よけマスキングテープ」 108円(税込) ※肌に直接貼らないでください