今回は食の演出家、フードコーディネーターのスーパー主婦、住川啓子さん。
フードコーディネート歴22年の住川さんは、これまでに数多くの雑誌や、200本以上のドラマの料理を手がけるとともに、フードコーディネーターを育成する学校を開校。これまで1000人以上を教えてきた、フードコーディネートの草分け的存在。そんなスゴ腕主婦の住川さんにフードコーディネートのスゴ技を紹介!
ご家庭でもマネできる料理を美味しく作るテクニックを教えて頂きました。
~フードコーディネートのスゴ技~
★みそ汁などの汁物には…?
○量の微調整には…「注射器」を使う!
○豆腐などの具材を浮かせるには…「塩」を入れる!
★焼き魚をキレイに見せるには…?
○魚の焼き目をキレイに見せたいときは…「ヒートガン」を使う!
★CMや雑誌でよく見るようなキンキンに冷えたビールを作るには…?
○キンキンに冷えているように見せたいときは… 「冷却スプレー」を使う!
○クリーミーな泡を作るには… カプチーノを作るときに使う「電動泡立て器」を使う!
~今日から使える美味しいプロのテクニック~
★ 「衣の剣を立たせることで、まっすぐサクサクのエビフライに!」
ポイント:エビの腹に切り込みを入れる。
さらに左右にも切り込みを入れ、エビを伸ばす。
剣を立たせて、サクサクに仕上げる事。
パン粉をざるでふるい、粗いものを使う。
予め小麦粉と卵を混ぜてつけると、よりパン粉がつきやすくなる。
170℃の油で約2分、きつね色になるまで揚げる。
★ 「卵を一度火からおろすだけでふわとろのオムライスが作れる!」
ポイント:牛乳や生クリームなど脂肪分を含むものを入れるとふわふわに仕上がる。
(卵1個につき、牛乳20ml) ※塩コショウなど味付けはお好みで
あたためたフライパンに卵液を入れる(中火)。
卵が固まりだす前に、一度火からおろしてボウルに移し、
よくかきまぜる(わずかな余熱で半熟卵を作る)。
かたまりがほぐれトロトロ半熟状態になったら、
3分の2程度をフライパンに入れ、弱火にかける。
表面が固まりだしたら残りの卵液を入れ、フライパンの
フチで形を整える。
★「サラダには面・線・点を立体的に組み合わせることでキレイに盛りつけられる!」
ポイント:サラダを美味しく見せるにはなるべくたくさんの色を!
そして、葉ものなどの‘面’
野菜を細く切った‘線’
小さく丸い野菜をあしらった‘点’を取り入れることでキレイに!
◎今回ご協力頂いたスクール【ラブニール国際K・Hカレッジ】(東京都小平市)】