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店主 「おい、てめぇ!!
それはトマトソースじゃね〜じゃねぇかよ!
何回言やわかるんだよ!!」
店主の妻 「だったら自分でやりゃあいいでしょ!!」
なんと厨房の奥から、怒鳴り声が!!
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ひろみ 「どうしたの?」
卓也 「・・・まぁ、すぐに収まるだろ。さ、食べよう、な」
気を取り直し、食事を楽しもうとする卓也たち。しかし・・・
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店主 「てめぇ、このやろう!!
誰のおかげで飯が食えると思ってんだ!!」
店主の妻 「アンタなんて家の事なんにも
やらないじゃない!!」
実はこの店、近所では有名な夫婦ゲンカの絶えない店。
そのため夕食時にも関わらず、店内はガラガラだったのだ。
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店主の妻 「しっかし、こんなクソまずい料理
作りやがって!!
こんなもん食べさせられる客は
たまったもんじゃないよ!!」
店主 「ウルセーよ!」
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3人 「・・・」
あまりの雰囲気の悪さに・・・
ひろみ 「(泣き出す)」
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せっかくの記念日を台無しにされ、
卓也は切れた!!
卓也 「ちょっと!!こっちは夫婦喧嘩聞きに
きたんじゃないんだ!!
もう、帰らせてもらいますから!!」
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すると主人は・・・
店主 「すいません、みっともない所、お見せしちゃいまして。
では、お三人様で、3万円になります」
卓也 「はぁ?」
なんと、料理代をきっちり請求してきた!!
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卓也 「あんたらが不愉快にさせたから、
途中で帰るって言ってんだろ。金なんか払えるかよ!!」
店主 「味には問題ないわけですし、
最初にコース料理を注文したわけですから」
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確かに、他の料理の仕込みもすでに始まっている。
卓也 「冗談じゃない!せっかくの結婚記念日を台無しにされて、
こっちが慰謝料欲しいくらいだ!!
ビタ一文払わないからな!!」
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果して卓也は、どの程度の料金を支払わなければならないのか?
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