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香織 「養育費はこれからも払ってもらいます」
悟 「え・・・?」
実は健は弁護士を目指し、猛勉強中。卒業後も就職はしないという。
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香織 「だから、健が司法試験に合格して
一人前の弁護士になるまで養育費は払ってください!!」
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確かにあの時・・・
悟 「健が一人前になって、ちゃんとお金を稼げるようになるまでは
養育費はきっちり払うよ」
と約束していたのだ。
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悟 「普通、大学卒業したら一人前だろ?
第一、司法試験なんて、いつ受かるかわからないじゃないか」
香織 「あなた、あの子の夢を奪う気?」
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体の弱い香織がパートで稼げる金額は微々たるもの。
息子に司法試験を受けさせるためには悟に頼らざるを得ない。
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香織 「とにかく、あの子はまだ一人前とは言えないわ!
司法試験に合格するまで、養育費は払ってもらいます!」
果たして悟はあと何年、養育費を払うべきなのか?
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