恋の勝者だったはずが・・・!

今回の相談者は、今まさにプロポーズした太田聡さん。
 聡 「香織、オレと結婚してくれ!」
 博史 「いや、香織と結婚するのはオレだ!」
こちらは、聡の恋のライバル石岡博史。
二人の男にプロポーズされたのは、佐山香織。
 香織 「私…二人とも好きよ。だから、決められないわ」
 博史 「もう、お前が決めるしかないんだ」
 聡 「そうだよ香織、オレを選ぶのか、
    博史を選ぶのかハッキリしてくれ!」
すると香織は…
 香織 「わかったわ…。その代わり、1か月時間をちょうだい。
     私、自分のことをより好きでいてくれる方と結婚したいの。
     私のことがどれだけ好きなのか、態度で示して」
 聡&博史 「わかった」
こうして、香織をめぐる二人の恋のバトルが始まった!
数日後…
まずは聡が、香織を高級レストランに誘った。
 聡 「この店、前から来たいって言ってただろ」
 香織 「おいしー、やっぱり高い店は違うわね」
そして、香織が欲しがっていた、30万円もする
アクセサリーをプレゼント。
一方、博史は…
 香織の父 「すいませんねぇ・・このホテル高かったでしょ?」
上京してきた香織の両親の為に、身銭を切って高級ホテルを予約。
さらには自ら観光案内。心ゆくまでもてなした。
とにかく2人は、香織に気に入られようと必死の努力。
しかし、この戦いには意外な結末が待っていた。
1か月後…ついに運命の日がやってきた。
 博史 「さあ、香織、決めてくれ」
 聡 「どっちを選んでも、恨みはしないよ」
すると、香織から信じられない答えが…
 香織 「私…他の人と婚約したの」
 聡&博史 「ええ〜っ!?」
なんと香織は二人を差し置き、IT企業の社長と婚約したというのだ。
 香織 「二人ともごめんね」
 博史 「ふざけるな!こんなの納得できるか!」
 聡 「オレか博史のどちらかを選ぶって
    ハッキリ言ったじゃないか!」
確かに香織は1か月前…
 香織 「私、二人のうち必ずどちらかと結婚するわ。
     約束する」
と、明言していたのだ。
しかし!
 香織 「でも本命は他にいるのよね」
二人のどちらとも、結婚する気などなかったのだ!
香織 「別にはっきり婚約したわけじゃないし…」
 聡 「男心をさんざん弄びやがって・・
    今までつぎ込んだ分の金返せ!!」
 聡&博史 「訴えてやる!」
果たして、聡と博史は今までのデート代・プレゼント代を
取り返せるのか?
 
  取り戻せる  
  取り戻せない