そして10分後。
 店員 「お待たせいたしました」
 貴理子 「タンタン麺だよこれが〜。2000円の味でーす」
こうして3人は高級なタンタン麺を堪能。
しかし、お会計の時、思わぬトラブルが!
 店員 「お会計、9000円になります」
 貴理子 「えっ!?2000円のラーメン3つで6000円ですよね?
       なんで9000円なの?これ」
 店員 「こちらジャスミンティーのほうが、1杯1000円になっておりまして」
そう、実は注文のとき…
 店員 「お飲み物はいかがいたしましょうか?」
 貴理子 「いえ、冷たいお茶でいいです」
「冷たいお茶」という注文で出てきたのは
1杯1000円の「アイスジャスミンティー」。
貴理子はコレに納得が行かないというのだ。
 貴理子 「だって普通冷たいお茶って言ったらタダでしょ!
       なんでコレにお金払わなきゃいけないのよ!」
 店員 「当店のジャスミン茶はお茶の葉からこだわり抜いた一品でして…
      料金はメニューにも、表示してあるのですが…」
確かにメニューには、「アイスジャスミンティー 1000円」の表示もある。
貴理子はそのメニューを見ていなかった。
だが…
 貴理子 「ちょっと、じゃあ言わせてもらいますが、
       私が"冷たいお茶"下さいって言った時に、
       ジャスミンティーでよろしいでしょうか?
       有料ですが?1000円もしますが?
       1000円あったら靴下3足買えますが?
       それでもお持ちしましょうか?って言うべきなんじゃないの??」
 店員 「“お冷や”と言っていただければ、
      無料の冷たいお水をお持ちしたんですが…」
 アイドル 「貴理子さん!みっともないですよ…」
 貴理子 「ウルサイわね!は、は〜ん、わかったわ!
       さてはこのお店、タダの冷たいお茶で金をボッタくる
       “アイスジャスミンティー飲め飲め詐欺”ね!」
 店員 「そんな〜!」
 貴理子 「お茶代は1円も払いませんからね!」
果たして「冷たいお茶」と注文したら、代金は払わなくてもいいのか?
 
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