数日後。
 主婦A 「あら、真理子さん。健太君、受験ダメだったんですって?」
 真理子 「・・・え!えぇ〜」
健太が不合格だったことは、誰にも言っていないはず・・・しかし、
 主婦B 「気にしちゃだめよ〜」
 主婦C 「落ち込まないでね」
なぜか、健太が受験に失敗したことをみんな知っているのだ!
 真理子 (何でみんな知ってるの!?)
そしてこの後、真理子は驚愕の事実を知る!
近所の公園を通りかかると
 木村 「ねえねえ、奥さん知ってる?真理子さんちの健太君、
      中学受験落ちたんですってぇ〜!
      あんなに勉強してたのにねぇ〜!」
何と同じ私立中学を受けていたおしゃべりの木村が言いふらしていたのだ!
 真理子 「ちょっと木村さん!ひどいじゃない!」
 木村 「真理子さん何怒ってんのかしら?本当のこと言ってるだけでしょ!」
 木村 「どうせ春になればわかる事じゃないの。
      うちのヒロちゃんは合格して私立に、
      お宅の健太君は地元の公立中学に。
      あんなに塾にも通ってたのに、惜しかったわね〜」
確かに中学に通い始めれば、
健太が私立に落ちたことはご近所にばれてしまう。
しかし、
 真理子 「だからってみんなに言いふらすなんて許せない!訴えてやる!」
果たして息子が受験に落ちたことを言いふらされたら慰謝料を取れるのか?
 
  慰謝料取れる  
  慰謝料取れない