さらに裕美の帰りを待つが…
 隆 「おい、裕美!話があるんだ!」

 裕美 「離してよ!」
 隆 「ちょ、ちょっと待ってくれよ!」
まるで取り合ってくれない。

式の日取りまで決めていたのに、突然のこの態度。
隆は、裕美になんとか考え直してもらおうと、
話し合おうとするが、全く相手にしてもらえない。

そしてついに隆は…
 隆 「すみません、野村裕美さんいますか?」
裕美の勤め先まで訪ねた。
 裕美 「ちょっと、こんな所まで何なのよ!」
 隆 「一度ちゃんと話合いたかったんだ」
すると裕美の口から意外な言葉が!
 裕美 「もう連絡しないでって言ったでしょ!
     いつまでも私につきまとうなんて、
     こんなのストーカーよ!!」
 隆 「えぇ!?」
そう、隆は早朝に電話を掛けてきたり、
夜中に部屋を訪ねてくるなどの行為を繰り返し、
裕美にとってはストーカーそのものだったのだ。
 隆 「俺はただ、お前とちゃんと話たかっただけだ」
 裕美 「冗談じゃないわ。付きまとわれて気持ち悪いのよ!
     ストーカーで訴えてやる」
 隆 「婚約してるのにストーカーになるわけないだろ!!」
果たして、婚約している間柄でもストーカー罪になるのか?
 
  ストーカー罪になる  
  ストーカー罪にならない