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由美 「えっ!?」
何と浩太が、学校で出される給食には 見向きもせず、
自前の弁当を食べ始めたのだ。
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由美 「浩太くん、どうしたの?
給食食べないなんて…アレルギーでもあるの?」
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浩太 「ううん、アレルギーなんてないよ。お母さんがね、
何の食材使ってるか分からない給食は、
食べちゃいけないって言うんだ」
由美 「お母さんが?」
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生徒A 「ゲッ!うまそ〜なサンドウィッチ!
こいつだけズルイよ〜」
生徒B 「俺も弁当がいい!」
由美 「いいからみんな、席に戻って!」
そこで…
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由美 「お母さん、うちは公立の小学校です。
何かアレルギーがあるならともかく
給食を食べるのは、規則なんです」
しかし!!
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母親 「うちは幼い頃から自然食だけで育ててきたんです。
こんな田舎に引っ越して来たのも、
空気がいいからなんですよ」
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そう、この一家は健康と地球環境に優しい
「ロハスな生活」を求めこの町に引っ越してきたのだ。
母親 「自然と共存って、大事よね〜」
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由美 「ですがお母さん、みんなが同じ物を食べるということも
大事な教育の一環なんです!」
由美は、浩太だけ特例を認めるとクラスでイジメられてしまうかもしれないと
考えたのだ。
そこで…
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由美 「お弁当は認めません!」
弁当の禁止を伝えた!すると…
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母親 「とにかく、給食を強制するなんて、違法です。
先生を訴えさせてもらいます!」
果たして、給食を強制しお弁当を禁止する学校は違法なのか!?
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