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社長 「うちのスタッフは皆、愛煙家でね。
オフィスを禁煙にすると皆、仕事がはかどらないって
言うんだよ。悪いが我慢してくれ」
なんと、社長をはじめ社員13人中、
タバコを吸わないのは緒方一人だけ。
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緒方 「社長がそういうなら仕方ないですね…」
しぶしぶ承知した緒方だったが、社内は常に煙が充満。
タバコを吸わない緒方にとって、まさに地獄の環境。
緒方 「ごほっ、ごほっ!すいません、
灰皿向こう側に置いてもらえますか?」
同僚 「ごめんね!」
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そして…ついにガマンの限界が!
緒方 「あー!!皆さんが吸うのは勝手ですが、
その煙のせいで僕もタバコを吸ってるのと
同じ害があるんですよ!」
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厚生労働省ホームページによると、喫煙者が吐き出す煙や、
タバコの先から立ちのぼる煙、いわゆる副流煙にも、
発がん性物質が含まれているという結果がある。
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実際、副流煙によって、子供が喘息や呼吸器疾患になるリスクが
高くなるという報告があるのだ。
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緒方 「ガマンできない!」
緒方は健康で快適に働く権利を主張。
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社長 「緒方君!気持はわかるが、いい加減にしてくれ!
タバコを吸うことは犯罪じゃないし、
これは多数決で決めたことなんだ!」
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緒方 「いいや!僕はタバコの煙を吸いたくないんですよ!
社内禁煙にしてください!」
果たして、自分以外全員喫煙家でも、
オフィス内を禁煙にすることができるのか?
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