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3ヶ月後。
知恵 「おかえりなさい!」
帰宅した夫・雄二の様子がおかしい。
知恵 「どうしたの?何かあった?」
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雄二 「実は今日、兄貴から電話があって、
北海道に転勤が決まったから、
最低でも5年は帰って来れないだろう、って言うんだ」
知恵 「えっ…」
雄二 「で、代わりに、お袋と同居して面倒を
見てやってくれって頼まれた」
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しかし知恵は…
知恵 「冗談じゃないわ!私、嫌よ!」
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雄二 「じゃあ、お袋の面倒は誰がみるんだよ!」
ヘルパーを雇うお金などない為、
誰かが鈴子の面倒を見なくてはならない。
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知恵 「そんなの約束が違うじゃない!」
実は、知恵がプロポーズされた時…
雄二 「結婚してくれ!」
知恵 「1つだけ条件を言っていい?
私…雄二さんのお母さんと同居するのは絶対に嫌なの!」
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雄二 「俺は次男だから、お袋の面倒は全部
兄貴たちが見てくれるよ!」
姑と同居する意思がないことをはっきり伝えていた。
ところが…
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雄二 「しょうがないだろ!あの時と状況が違うんだからさ」
知恵 「分かりました。
どうしても同居するって言うなら私、離婚します」
なんと、知恵は同居が嫌で離婚を要求。
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雄二 「ふざけるな!そんな理由で離婚できる訳ないだろ!」
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知恵 「こんな気持ちで同居したって
うまくいくはずないでしょ!」
果たして、姑と同居すると言う夫と離婚できるのか?
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